やりたいことを決めるのもいいんだけど、どれだけやりたいことがあっても1日は24時間に変わりない。
それなら、「やらないこと」を決めた方がいい。
読みたい本をほしい物リストにプラスして増やしていっても積読になるだけだから、まずは人生でやらないことをマイナスするのが大事。
これは『エッセンシャル思考』で学んだこと。
今回は、俺が20代でやらないと決めたことを紹介する。
20代でやらないと決めたこと
料理
料理は一貫して興味がない。
一人暮らししてた時、苦労してオムライスを作ったことがあるんだけど、どうせ食べるのは俺しかいないのに手間をかけて料理をする意味がわからなかった。
とはいえ、健康のためにも栄養バランスの整った食事をするのは大事だから、料理は外注しようと思ってる。
栄養ある食事を宅配してくれるサービスも最近はあるから、それに頼りたい。
これなら料理は不要。
自炊するのが一番の節約であることはわかってるんだけど、慣れない料理にエネルギーを使いたくない。
料理は外注する。
最近は、朝食にプロテインバーを食べるようにしてる。
日本人に不足しがちなタンパク質を補えるから「老け見え防止」にもつながるし、調理の必要がないから時短朝食にもなる。
国内旅行
旅行は好きなんだけど、日本国内の旅行は少なくとも20代のうちは後回しにしたい。
なぜなら、
ぶっちゃけ、国内旅行はどこ行っても日本語が通じるし、文化もほぼ共通してるからかなり楽。
歳をとってからでも国内旅行は十分行ける。
若くて体力があって、異文化も受け入れられる頭の柔らかいうちにできるだけ海外に行きたい。
人生には締切がある。
- 若いうちに国内旅行にたくさん行く。
➡︎歳をとってから海外旅行に行くのは難しくなる。 - 若いうちに海外旅行にたくさん行く。
➡︎歳をとってからでも国内旅行には行ける。
大企業で働いておけば中小企業でも働けるけど、逆は難しいのと同じで、順番をミスると人生の損失になる。
体力のある若いうちは、国内旅行よりも海外旅行や海外出張に行くべき。
俺が出張中のオレゴン州のポートランドは、
・全米一住みやすい街ランキングの上位によく入る
・消費税ゼロ
・自動車よりも歩行者に優しいまちづくり
・小規模な都市であり、自然と調和している━━日本で言うと神戸くらいの規模の都市かな。
日本人にも住みやすい😌 pic.twitter.com/aqbnrylRRx— タロン@本読み(アメリカ出張🇺🇸から帰国しました) (@shin_taron) January 8, 2022
国内旅行で一番楽しかったのは、三重県の神島に行った旅行かな。
離島での人々の暮らしぶりは、衝撃的だった。
同じ国内でも離島に行くのはかなりの異文化体験になるのでおすすめ。
子供を持つ
子供を持つことにも締切があるんだけど、女性に比べると男の締切は長い。
30代になってからでも全く遅くない。
そもそも、結婚はしたいけど、あまり子供を欲しいとは思ってない。
子供を持ってしまうと、どうしてもリスクのある行動を取ることが難しくなってしまうから、少なくとも20代のうちは子供はいらない。
子供が足かせになってしまっては、俺も辛いし、子供にとっても辛いだろうから。
ゲーム
テレビゲームは10代の頃に一生分やったので、もうあまりしないつもり。
といっても、根は超ゲーム好きだから、時々ゲームやりたい衝動が爆発してしまう。
その場合も、「ゲーム機を買って数日だけ集中的にプレイして飽きたらメルカリで売る」という作戦で自分を満足させてる。
ゲームの魔力はすごいから、手元にゲームを置いてると無限に時間を捧げてしまう。
魔力から逃れるには、メルカリで売って物理的に手放してしまうのが一番。
- ゲームやりたい!
- ➡︎Switchを買って、短期間で集中的にプレイ。
- ➡︎飽きたらメルカリで売る。
ゲームやりたい衝動は抑えつけるのではなく、さっさと飽きるまでプレイして発散してしまった方が精神衛生的にいい。
前職を退職した後に、1週間ほど1日8時間くらいSwitchをプレイした後にすぐ売った。
実家帰ったのでSwitchで遊んでる pic.twitter.com/QtHYii6UDn
— タロン@本読み(アメリカ出張🇺🇸から帰国しました) (@shin_taron) April 11, 2022
30代か40代になって、働かなくても生きていける資産を獲得した後に、晴れてゲームを死ぬほどプレイしたい。
20代のうちにゲームをしまくっても、プロゲーマーにでもなれない限りは稼げないから。
小説を読む
20代前半までは、小説を読みまくってたんだけど、小説もしばらくは読まないようにする。
なぜなら、
小説より、ビジネス書や新書を読んだ方が得られる知識量は間違いなく多い。
もちろん、小説をたくさん読むことによって、語彙力や比喩表現などを獲得はできるんだけど効率は良くない。
(小説は娯楽だから、効率もクソもないんだけど)
これも人生の順番の問題で、20代のうちに小説を読みまくっても稼げるようにはならないから、30代か40代で働かなくても生きていける資産を獲得できた後に、晴れて死ぬほど小説を読みたい。
集英社の世界文学大辞典に載ってる文学を全て読むという目標は、後回しにします。
集英社の世界文学大事典の重厚さがすごい。
欧米だけでなく、アジア、イスラム圏の文学まで網羅しているので分厚さが鈍器レベル。
この中で知ってる文学作品なんてごく一部だし、一生かけても全部読むなんてことはできんだろうな……。
改めて人生の短さを知る🤔 pic.twitter.com/NXtxzuyHCG
— タロン@本読み(アメリカ出張🇺🇸から帰国しました) (@shin_taron) July 13, 2021
介護
賛否両論あるかと思うけど、介護はやらない。
介護はもちろん社会にとって必要なことなんだけど、若者がやるべきことではないと思う。
両親も介護が必要な年齢に近づきつつあるんだけど、介護はしない。
役所や介護保険があるから、そっちに任せる。
20代後半の目標【ドットを打つ】
現在26歳で、20代も後半にさしかかっている。
スティーブ・ジョブズは、スタンフォード大学の卒業スピーチで、「connecting the dots(コネクティング・ザ・ドッツ)」の話をしている。
要は、「若いうちは自分の能力に壁を作らず、なんでもかんでも手を出してみろ。いろんなところにドット(点)を打っておけば、いつかそのドットがつながる(コネクト)する日が来る」という意味。
俺もわりとこれを信じてて、20代の内はいろんな分野に浅く広く手を出してみるのがいいと思ってる。
だから、合わないと思ったらすぐに逃げたり、転職したりしてきた。
20代はホリエモンの言ってるような多動力が大事だと思う。
広い範囲に多動的に手を出して、自分の地図にたくさんのドットを打っておくのが20代。
30代以降は、そのドットをつなげていく作業をすべきかなと思ってる。
20代は、広い範囲に自分の足跡をつけるようにドットを打つ。
ドットを打つために浅く広く手を出すから、人によっては「無責任」だと罵られそうだけど、それも仕方ない。
20代の内は自己中に生きる。
自分では使いきれないほどの資産が作れたら、他の人のために募金したりしてお金を使う。
誰だって、人生に余裕ができるまでは自己中に生きるべきなんだ。