こんにちは、タロンです。
日本で普及しているキーボードには、大きく分けて、
・USキーボード
━━この2つがありますよね。
といっても、おそらく9割以上の人は、JISキーボードを使っているので、そもそも「USキーボードってなに?」って人もいます。
学校や会社でもほとんどJISキーボードが採用されています。
でも、僕はUSキーボードが大好きなので、3年以上USキーボードを使っています。
今回は、マイナーだけど使ってみると意外と便利なUSキーボードの魅力を、JISキーボードと比較しながら紹介しましょう。
1.USキーボードのメリット
今回は僕のお気に入りの「マジックキーボード」で比較します。▼
先に結論を言っておくと、こうです。▼
それがめんどくさい人は、とりあえずはJISキーボードを使っておくのがいい。
では、USキーボードのメリット・デメリットを紹介していきましょう。
①見た目がスッキリしていてかっこいい
上がUSキーボード・下がJISキーボードです。
USキーボードの方が見た目がスッキリしていますよね。
USキーボードにはひらがなが印字されていないので、見た目がミニマルですっきりしているので僕は好きです。
とはいえ、最近はJISキーボードなのにひらがなが印字されておらず、見た目がスッキリしているものもあるので、これはそれほど大きなメリットではないかも。▼
②ホームポジションが安定する
USキーボードだとホームポジションが安定するので、ブラインドタッチがやりやすいです。▼
JISキーボードはなぜか、ホームポジションが左に傾いているのです。
よく使う「Enterキー」や「backspaceキー」は、すべて右側にあるので、これだと押すのが大変なのです。
結論として、JISキーボードはホームポジションが左に傾いているので、作業効率が落ちます。
(もちろん慣れていれば問題ないですが)
少しでも作業効率を上げたい人はUSキーボードの方がおすすめです。
③よく使うキーが押しやすい
よく使うキーといえば、
・backsapceキー
・スペースキー
━━この3つでしょう。
USキーボードだと、この3つのキーがすべて押しやすくなっています。
まずは、enterキー。
JISキーボードに比べて横に長い形をしているので小指でちょいと押せます。
なので、ホームポジションを崩さずにenterキーを押せます。▼
そもそもJISキーボードのenterキーって、ムダに大きいんですよね。
次に、backspaceキー。
USキーボードだと、backspaceaキーが左に長くなっているので、より押しやすくなっています。▼
backspaceaキーはよく押すキーなのですが、JISキーボードだと小さ過ぎて押しにくいんですよ。
最後に、スペースキー。
USキーボードだと、スペースキーの幅が広いので押しやすくなっています。▼
日本語は同音異義語が多いので、特にスペースキーをよく使います。
スペースキーが押しやすいだけで、だいぶ作業効率上がりますよ。
④英語圏で通用する
JISキーボードとはつまり、
なので、海外に行くとJISキーボードなんてまずありません。
英語圏ではUSキーボードを使うのが当たり前なので、留学や出張で英語圏に行くと慣れないUSキーボードに苦労するかもしれません。
逆に言えば、USキーボードに慣れておけば、英語圏でもスムーズに仕事ができるかもしれません。
2.USキーボードのデメリット
もちろん、USキーボードにもデメリットがあります。
①USキーボードに慣れると日本社会に適合しにくくなる
先ほども書いたように、日本だとほぼ全ての人がJISキーボードを使っています。
学校も会社もほとんどすべての場所でJISキーボードが公式に採用されています。
つまり、日本ではJISキーボードが当たり前なので、あまりにもUSキーボードに慣れてしまうと、日本社会では損をする可能性が高いのです。
「ちょっと私のパソコン操作してよ」と言われて、JISキーボードの操作に手間取っていると、「え、この人、パソコン音痴なの……?」と誤解されるおそれもあるのです。
やはり、USキーボードは日本では亜流なので、会社員の人はUSキーボードに慣れ過ぎないほうがいいかもしれません。
逆に言うと、一人で仕事をしている人(フリーランス・自営業)であれば、別にUSキーボードを使っていても問題ないでしょう。
②かな入力ができない
今時、ほとんどかな入力をしている人はいないと思うのですが、USキーボードだとかな入力は基本的にできません。
(そもそもかなが印字されてないですからね)
もし万が一、「私はかな入力しかできないんだ!」という人は、JISキーボードを使うしかありません。
まあ、ほとんどの人がローマ字入力でキーボードを打っているので大丈夫だと思いますけどね。
③商品の選択肢が少ない
ここがおそらく、USキーボードのいちばんのデメリットです。
日本の家電量販店に行くと、ほぼ全てのメーカーのパソコンが当たり前のように、JISキーボード仕様です。
「USキーボードのノートパソコンはありませんか?」といっても、「ありません」と言われることがほとんど。
(たしか、Lenovoとsurface、MacBookは、USキーボード仕様のパソコンが一部あったかと思いますが)
なので、日本でUSキーボード仕様のノートパソコンを買おうとすると、一気に選択肢が激減します。
「どうしてもUSキーボードがいい!」という人は、海外から直接USキーボード仕様のノートパソコンを輸入するか、ノートパソコンに外付けのUSキーボードをつけて使うしかありません。
どちらにしても、余計なお金がかかってしまうので、かなり財布に痛いです。
日本だとUSキーボードがぜんぜん普及していない弊害がこんなところに出ているのです。
【まとめ】併用するのがいちばん
以上のことをまとめると、
でも、日本だとJISキーボードが多数派なので、USキーボードに慣れすぎると不都合が生じるかも。
━━ということになります。
「JISキーボードとUSキーボード、どっちを使うべき?」という永遠のテーマがありますが、僕の結論はこうです。▼
それがめんどくさい人は、とりあえずはJISキーボードを使っておくのがいい。
フリーランスか自営業の人はUSキーボードで大丈夫ですが、会社員の人はおそらく会社で支給されているパソコンがJISキーボードだと思いますので、それに合わせてJISキーボードを使っておいた方が無難です。
「英語圏に行くと全てUSキーボードなんだから、慣れておかないといつか困るよ」という意見もありますが、ぶっちゃけJISキーボード使いこなせるなら、USキーボードにもすぐ慣れます。
同じキーボードだしそこまで大きな差はないですからね。
僕としては、やはり、USキーボードは、「enterキー」「backspaceキー」「スペースキー」のよく使う3つのキーが押しやすくなっているので、僕はUSキーボードを愛用しています。
でも、会社で使うパソコンはJISキーなのが嫌なんですよね……。でもこればかりはどうしようもない。
なので、JISキーボードにもUSキーボードにも両方慣れておくのがいちばんです。
以上! タロン(@shin_taron)でした。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!