とあるIT系の外資系企業に応募したときに、英語テストとITスキルテストを受けた。
ぶっちゃけそれほど難しいテストではなかったんだけど、外資系企業を受ける人の参考になるかもしれないので、ざっくりどんな内容だったのか備忘録として記録しておく。
英語テスト
英語テストはリーディングとリスニングの力を試すもの。
オンラインで受けた。
リーディングの問題としては、TOEICのpart5に出てくるような穴埋め問題。
中堅大学受験レベルの文法や語彙力があれば大して難しくはない。
リスニングの問題としては、YouTubeの英語動画を聞いて、問題に答えるというもの。
指定された動画はスティーブ・ジョブズについての英語動画だった。
スティーブ・ジョブズを選んでくるところがいかにも外資系企業っぽい。
これもキレイなアメリカ英語の発音の動画なので、リスニングはそんなに難しくない。
制限時間も十分すぎるほどあったので、落とすための試験ではないと感じた。
英語テストはカンニングできる
この英語テストはオンラインで受けるけど、別にリアルタイムで監視されているわけではないようなので、カンニングできる。
リーディングテストの最中に別タブや別ウィンドウで、DeepLという翻訳ソフトを使えば、わからない問題があってもだいたいわかる。
リスニング問題はさすがにカンニングできないだろうと思うかもしれないけど、実はできる。
たとえばこのサイトなら、MP3の英語音声をアップロードすると自動で英語音声を文字起こししてくれる。
文字の翻訳はDeepLが圧倒的な精度だけど、英語音声の文字起こしはまだ決定的なソフトはないっぽい。
- リーディング
➡︎DeepLでカンニング - リスニング
➡︎音声文字起こしのサイトを使ってカンニング
━━IT技術のおかげで、英語のテストはカンニングし放題。
現に俺もテスト中にDeepLを使ってわからない問題はカンニングしたけど合格できたので、特に画面を監視されてるわけではないみたい。
企業側も受験者がカンニングできることはわかっているはずなので、「カンニングしてでも正確な回答ができる人材」を求めているのかもしれない。
もちろん、企業によっては画面を監視している場合もありそうなので、カンニングするかどうかはあなたの判断に任せる。
カンニングしなくてもいいくらいの英語力をつけるのが一番なのは間違いないから。
ITテスト(実技)はリアルタイムで実施
ITテストはリアルタイムで実施だった。
英語を話す面接官とzoomで通話し、俺のパソコンの画面をリアルタイムに画面共有して、面接官の指示通りにパソコンを操作するというもの。
問題は3問だった。
- ①シークレットモードを開く
- ②キャッシュを削除する
- ③自分のパソコンのグローバルIPアドレスを調べる
①については、Macなら「shift+command+N」でシークレットモードが一発で開く。かんたん。
エロサイトなど履歴に残したくないことを調べるときに使う大人専用のモードだ。
②キャッシュの削除は、「Chromeの画面の右上の3点リーダー➡︎その他のツール➡︎閲覧履歴を消去」でキャッシュを削除できる。
特に自分のサイトを更新したら即チェックしたいブロガーは知っておくと便利。
③グローバルIPアドレスの確認はかんたんで、「IPアドレス 確認」でググると自分のグローバルIPアドレスを表示してくれるサイトがあるから、それをクリックすると自分のパソコンのグローバルIPアドレスはわかる。
ただ、テストが終わってから気づいたけど、いくら面接官が相手とはいえ、自分のグローバルIPアドレスを安易に見せてはいけなかったのかもしれない。
実は、これは受験者のセキュリティ意識をチェックする問題で、「いえ、IPアドレスはセキュリティ上、見せることができません」と答えるのが正解だったのかもしれない。
答え合わせはしてくれなかったので、いまだにどっちが正解だったのかは不明。
今度から気をつける。
【まとめ】落とすための試験ではない
以上、外資系企業の英語テスト&ITスキルテストの紹介をしたんだけど、どう考えても、
テストはあくまで最低限のスキルをチェックするためのもので、最低限に満たない受験者を足切りするためのものだと思う。
やはり、本命は面接。
ここを突破しないと、外資系企業の合格は難しいらしい。
俺は面接には見事に落ちたので、この動画も見てね。