はっきり言おう。
日雇いバイトは社会の底辺の人が集まる労働環境だ。
日雇いバイトをしても、将来役立つスキルにはならない。
ほとんど肉体労働だから、きついし疲れるだけ。成長はゼロ。
とはいえ、すぐにお金がもらえる日雇いバイトが便利なのは事実。
日雇いバイトは、お金欲しさのあまり犯罪を犯す人を引き止めるセーフティーネットでもあるから、格差社会ニッポンにとっては必要悪なんだ。
日雇いバイトをずっと続けてたって人生が詰むのは目に見えてるんだけど、失業・病気・事故……人生は何が起こるかわからないので、一時的に日雇いバイトをしないといけない状況に追い込まれる可能性はある。
結論から言って、日雇いバイトは真面目にやるだけ損だ。
日雇いバイトに応募するなら、以下の2つを覚えておこう。
- 日雇いバイトは筋トレだと思おう。
- 無責任に手を抜きまくっていい。
では、日雇いバイトで働く時の心構えを解説していこう。
日雇いバイトで働くのはみじめかもしれないが、社会の底辺を知ってる人は強くなるので堂々と生きよう。
日雇いバイトとは?
日雇いバイトとは、1日だけの単発で働く仕事だ。
だけど、日雇いバイトが労働法的にどう決められているのかは俺もよくわからない。
とりあえず日雇いバイトについては以下のことを知っておこう。
- 日雇いバイトは日本社会の「底辺」に近い仕事。
- 人間扱いされないのでそのつもりで。
会社から見ると、日雇いバイトで応募してくる奴なんて「誰にでもできる仕事」しか任せられないし、1日だけしか関わりのない奴なので、わざわざ歓迎してくれるはずはない。
いちいち名前を覚える必要もないので、囚人Aのように働かされるものだと思おう。
もちろん、日雇いバイトにもいい職場はあるし、単発で何度もその職場に入ることができれば、実質長期間のアルバイトと同じにはなる。
だが、俺の経験上、良い職場は少ない。
期待しないようにしよう。
日雇いバイトの2つの心構え
日雇いバイトの心構えは2つ。
- 日雇いバイトは筋トレだと思おう。
- 無責任に手を抜きまくっていい。
一つずつ解説しよう。
①日雇いバイトは筋トレだと思おう
日雇いバイトの特徴は、「単純」かつ「肉体労働」だという点。
単純な肉体労働なんて何のスキルにもならないし、履歴書に書けるわけがない。
それなら、いっそのこと、
日雇いバイトは将来への投資にならない。
でも体を鍛えることは将来への投資になる。
人生は体が資本だから。
日雇いバイトに、やりがいとか責任感とかいらない。
「自分の体を鍛える」という自己中心的な目的のために働けばいい。
日雇いバイトにやりがいを感じるのは不可能だし、やる気も出ないと思う。
でも、ふつうならお金を払ってジムで鍛えないといけないはずが、日雇いバイトなら筋トレができてしかもお金をもらえるんだ。
このマインドなら、日雇いバイトは乗り切れる。
俺もこう思って働いてた。
意外かもしれないけど、たとえ日雇いバイトでも体を動かすこと自体は肉体的にも精神的にもいいことだ。
運動はうつ病の予防にもなる。
家に引きこもりすぎると精神が病んでくるので、「ちょっと体を動かしてくるか」くらいの軽い気持ちで日雇いバイトをやってみるといい。
②無責任に手を抜きまくっていい
日雇いバイトに責任感はいらない。
たとえ怒られようが、仕事は手を抜いてOK。
やりたくない仕事なら、あえて仕事のスピードを遅くして、他の人にやらせればいい。
これは俺がやってた方法なんだけど、
たとえば、「もっと早く仕事をやれ!」と怒られた場合。
「僕たちは時給制で働いているので、ゆっくりとした安全な方法でしか仕事しません。
急いでほしいなら、時給制じゃなくて出来高制に変えたらいいんじゃないですか?」
━━とでも答えておけばいい。
我ながら暴論だと思うけど、ここで重要なのは相手に「めんどくさい奴だ」と印象づけることなんだ。
他にも、
「そんなこと労働法で決まってるんですか?」
「怪我したら誰がいつどのように責任をとるんですか?」
━━と、とりあえずなにか反論しておけばいい。反論すること自体が大事なので、筋が通ってなくてもOK。
日雇いバイトでは、無茶な指示にも従順に従うイエスマンになってはいけないんだ。
いちいち反論してくる奴はめんどくさいから、仕事が振られなくなる。
その分の仕事は反論してこない他のバイトに振られていくから恨みを買うかもしれないけど、日雇いバイトの人間関係なんてその場限りなので気にしなくていい。
反論しないと、都合の良い奴隷だと思われるだけだ。
給料は変わらないんだから、徹底的に手を抜こう。
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ただし、たとえ日雇いバイトとはいえ、勤務先の評価があまりにも低い場合は次からの仕事を断られることがある。
でも心配しなくていい。
日雇いバイトなんて他にいくらでもあるから、他のバイトを探せばいいだけだ。
日雇いバイトにおいては、勤務先を「クビ」になったとしても全然問題ない。
他の日雇いバイトを探そう。
【まとめ】日雇いバイトは筋トレ&無責任で
日雇いバイトで働く際の大事なポイントをもう一度。
- 日雇いバイトは筋トレだと思おう。
- 無責任に手を抜きまくっていい。
日雇いバイトは「筋トレ&無責任」のマインドで働けばいい。
勤務先の備品を盗んだり暴力を振るったりしない限りは、好き放題やればいい。
どうせ履歴書には書けないんだから、経歴に傷はつかない。
日雇いバイトで身も心もすり減らす必要はない。
あなたの肉体と精神がいちばん大事なんだから、自己中心的に働けばいい。
日雇いバイトを探すなら
最後に、俺の使ってた単発バイトアプリをいくつか紹介しておく。
シェアフルは、俺が愛用してた単発バイトアプリでたぶん、今一番登録者が増えてる。
肉体労働だけでなく、「試験監督」などの肉体的に楽な仕事の募集もあるのでおすすめ。
プチジョブは案件数は多いんだけど、募集は関東が中心。
地方出身者には使いにくいけど、関東在住の人ならおすすめ。
今紹介したサイトはすべて登録は無料なので、とりあえず登録だけしてどんなバイトがあるかザッと見ておけばOK。
(いいバイトがなければ登録だけして放置しておけばいい)
ちなみに、駐禁対策バイトはトラックの助手席に座っているだけの仕事という究極に楽な単発バイトなのでおすすめ。