Macを使っていて、作業に一区切りがついた場合、
スリープモードにしますか?
それとも、
シャットダウンしますか?
世の中のMacユーザーには、スリープ派とシャットダウン派がいるそうです。
いったいどちらが正しいのか…?
結論はこうです。
- Macは基本的には、スリープを使えばいい。
- ただし、Macの動作がおかしかったりしたときは、シャットダウンする。
- 長期間Macを使わない場合にも、シャットダウンすべき。
1.スリープにするメリット
スリープにしておくメリットは以下のとおりです。
すぐに起動できる
スリープ解除は、ゼロから起動するのに比べて、たちあがるのが圧倒的に早いです。
Macへの負担を軽減できる
電源をオンにするときには、Mac本体に多少の負担がかかりますが、
スリープで使えばその負担を軽減できます。
作業中のアプリを開いたままにしておける
スリープを使えば、作業中のアプリを開いたままで中断できます。
スリープ解除すれば、すぐに昨日の作業の続きから再開できます。
2.スリープにするデメリット
もちろん、デメリットもあります。
バッテリーを消費する
MacBookの場合は、スリープモードにすると、バッテリーを消費します。
といっても、微々たる消費量なので気にする必要はあまりないです
バッテリーが搭載されていないiMacの場合は、スリープモードにすると消費電力がやや増えますが、
こちらも微々たる消費電力なので気にする必要はあまりありません。
動作が重くなる
パソコンは基本的に、ずっと使っているとメモリに作業ゴミがたまってくるので、
だんだん動作が重くなります。
シャットダウンすれば、作業ゴミはキレイになくなるのですが、
スリープモードだと、作業ゴミがたまりっぱなしになります。
ずっとスリープモードを繰り返していると、作業ゴミがたまって動作が重くなる…?
しかし!
Macはスリープで使うように設計されているそうなので、
たとえ、スリープモードでも作業ゴミがたまることはなく、動作が重くなることはほとんどないそうです。
総じて、スリープモードにするデメリットはあまり見当たりません
3.シャットダウンが必要なとき
とはいえ、Macにもシャットダウン(Macでは「システム終了」と呼びますが、ややこしいので「シャットダウン」と呼びます)が必要な場合があります。
それがこのような場合。
基本的に、Macくんがいつもと違って調子が悪いぞ…? というときはシャットダウンが必要になります。
動作が重かったり、アプリが起動しなかったり、アプリをインストールできなかったり……
──そういうときは、Macくんが風邪をひいているので、一度シャットダウンして休ませてあげましょう。
それから、もう一つシャットダウンしておいた方がいい場合があります。
長期間(4日以上?)Macを起動しないとき。
本当かどうかよくわからないのですが──
昔のMacの説明書には、このような記載があったらしいです。
「iMac を使った作業を中断する期間が 2 ~ 3 日以内のときは、スリープ状態にします。」
これを逆に解釈すると、
「Macを4日以上使わない場合には、シャットダウンしないといけない」
──ということになります。
確かに長期間Macを使わない場合は、シャットダウンしておいたほうがよさそうな気はしますよね…
ただし、「4日以上」という基準をそこまで厳守する必要はないと思います。
現在のAppleの公式サイトにも、特に「4日以上」ということは書かれてませんでしたので。
まとめ
まとめますと、
- Macは基本的には、スリープを使えばいい。
- ただし、Macの動作がおかしかったりしたときは、シャットダウンする。
- 長期間Macを使わない場合にも、シャットダウンすべき。
──ということになります。
まあMacは高性能のPCなので、
「スリープかシャットダウンか」をそこまで気にする必要はないと思います。
読んでいただきありがとうございました!