━━と思ってる人は多い。俺もその一人だから、今回はレーシックで一番有名な品川近視クリニックに行ってカウンセリングと眼の検査を受けてきた。
お邪魔したのは、品川近視クリニックの梅田院。
結論から言って、今回はいったん手術は断った。
この記事では当日の流れを解説する。
レーシックとICLの違い
レーシックばかりが有名だけど、それと似た手術にICL(眼内コンタクトレンズ)がある。
2つのざっくりした違いは以下の通り。
- レーシック
費用は安め(20〜40万)
眼の角膜を削る。 - ICL
費用は高め(40〜60万)
眼にレンズを入れる。
(保証などのオプションをつけるともっと高くなることも)
詳しい違いは調べてほしいんだけど、「レーシックにするかICLにするか」は永遠のテーマで悩む人が多い。
俺はなんとなく値段が高い方が安心できるから、ICLにするつもりだった。
電話で予約
品川近視クリニックはwebから仮予約ができるけど、向こうからかかってくる電話をとってはじめて予約確定になる。
予約時には、「レーシックかICLで悩んでいる」と伝え、予約日当日の持ち物などの注意点を聞かされた。
ここは向こうの作戦っぽくて、検査日と同じ日に手術のスケジュールを入れてしまうことで、当日にさっさと手術を受けるように誘導しているのかも。
しかし、検査日当日に眼の検査とカウンセリングをした後に、「やっぱ手術やめます」と手術を断っても全く問題ないし(俺もそうした)、眼の検査とカウンセリングだけならお金もとられないので安心していい。
当日の持ち物
予約日当日の持ち物は、以下の通り。
- 免許証などの身分証明書
- コンタクトレンズを付けている人は、コンタクトレンズの度数がわかるもの。
- 普段つけているメガネ
ちなみにレーシックもICLも保険診療ではなく自由診療なので、費用は全額自己負担。
だから、健康保険証はいらない。
ただし、医療費控除の対象になるので、領収書をとっておけば確定申告時に税金が返ってくる。
年収が高い人ほど返ってくる税金が多いのでお得に手術を受けられる。
ちなみに、コンタクトレンズの度数はコンタクトレンズの外箱のどこかに記載されている。
箱がなくてコンタクトレンズの度数がわからない場合は、コンタクトレンズを買った眼科医などで確認するといいかもしれない。
全体の流れ(3時間はかかる)
当日の流れはこんな感じ。
- ①眼の検査➡︎約1時間半
- ②カウンセリング(重要事項説明)➡︎約1時間
- ③眼科医の診察➡︎約30分
ふつうの眼科医で受ける眼の検査とは違って、品川近視クリニックの眼の検査は異常とも思えるほど細かくて、時間がかかった。
一回きりではなく、いろんなレンズに切り替えて見え方をチェックするので、かなり時間がかかった。
眼に風を吹き付けて眼圧を測る検査もあり、暗い部屋に入って行う眼の検査もあり、機械を使ってさまざまな眼の検査をされた。
検査が細かすぎて「こいつらマジだな」と俺は思った。
今回は、メガネやコンタクトレンズを作るための簡単な検査ではない。
眼に手術を行うための検査だから、これが普通なのかもしれない。
逆に簡単な検査だけでレーシック手術を実施するクリニックは危険かもしれない。
最初からレーシックと決めている人はもっと眼の検査は早く終わるかもしれない。
とはいえ、最初からどっちかに決め打ちするのはおすすめしない。検査は無料なんだし、レーシックとICL両方の検査を受けといた方がいい。
目薬に要注意!(まぶしくなる)
検査の途中で、瞳孔を開かせる目薬を点眼される。
これが要注意で、朝目覚めた瞬間に朝日を浴びたようなまぶしさが2〜3時間は続く。
さらに近くのものも見えにくくなる。
(スマホの文字も見えにくくなるから、一時的な老眼のようになる)
ぶっちゃけまともに運転できないくらい外の光がまぶしく感じるから、予約日当日は電車などの公共交通機関で行った方がいい。
カウンセリングはなんでも質問OK
眼の検査が一通り終わると、次は担当者からカウンセリング(重要事項説明)をされる。
美人なお姉さんが担当で、ここはかなりフランクで「ささいな質問でも受け付けますよ〜」という雰囲気。
俺の場合はレーシックとICLで悩んでいるので、この2つについてメリット・デメリットを含めた細かい説明があった。
俺は、
- 「ICLはまだ歴史が短く、未知のリスクがあるのではないか?」
- 「レーシックをする場合、俺は26歳だから30歳くらいまで近視が進む恐れがある。
それなら、30歳になってからレーシックを受けた方がいいのではないか?」
━━などの質問をしたけど、あまりはっきりした答えは返ってこなかった。
申し訳ないけどネットで調べた方が早いなと思ってしまった。
レーシックとICLで見積もりを出してもらったところ、こうなった。
レーシックをするにもいくつか機械の種類があり、
- どの機械をえらぶか?
- 保証期間をどうするか?
- 痛み緩和プランに入るか?
━━などによって、価格はかなり変動する。
安いと言われていたレーシックも、ドライアイセットや痛み緩和プラン、一生涯保証プランなどをフルでつけると軽く100万円を超えてくるのにはビビった。
正直、どの機械を選べばいいかイマイチわからないし、保証期間をどうするかという問題もすぐにこの場で決められるようなことではない。
ここで納得して「はい、手術受けます!」という人もいるんだろうけど、俺はそこまで無知無知のまま突き進む勇気はなかった。
なにしろ目の手術なんだから。
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カウンセリングでは見積もり書や注意事項説明など細かい字を読まないといけないのに、文字が見えにくくて困った。
目薬はカウンセリングが終わった後にさしてくれ。
医師の診察でNOと言う
次に別室に行って、医師の診察が始まる。
若い男性の医者に眼の最終検査をしてもらい、レーシックとICLのどちらにするか最終決断を迫られた。
やっぱり向こうとしては今日中に手術を受けてほしい感が出てたけど、俺ははっきりと、
━━と言って断った。
大事な眼に手術をするという重大な決断を、当日の数時間でする気にはどうしてもなれなかった。
かかった費用はゼロ
3時間近くにおよんだ眼の検査とカウンセリングだけど、俺は当日の手術は断ったのでかかった費用はゼロだった。
無料で眼の検査をしてもらったようなものだから、お得と言えるかもしれない。
【まとめ】即決は危険すぎる
やはりクリニックとしては、当日にさっさと手術を受けてほしかったんだろうけど、そこは鬼の気持ちで断った方がいいと思う。
即決は危険すぎる。
それに、レーシックやICLをやってるクリニックは他にもあるから、他のクリニックでも検査を受けて費用などの面で比較したほうがいいに決まってる。
レーシックを受けるにしろ、ICLを受けるにしろ、選ぶ機械や保証期間などのオプションがかなり複雑だから、とてもその場で「はい!手術します!」と即決できるものではない。
とりあえず他のクリニックでも検査を受けて、値段などの面で比較してから決める。
他のクリニックと比較しないと、品川近視クリニックが良いのか悪いのかわからないから。
レーシックかICLで悩んでいる人は、
メガネやコンタクトレンズとは全く違う。
レーシックとICLは手術なんだから、じっくりと悩んだ方がいい。
即決は危険すぎる。
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