ネットワークエンジニアになって初めて夜勤を経験したので、今日はその体験記を書く。
自宅で夜勤をしたことのある人はけっこう少ないと思うし、割と貴重な体験かなと思うのでシェアします。
ていうか、アメリカ出張中に二度と夜勤はしないと誓ったのに、また夜勤をすることなるとは、人生はわからない。
夜勤スタート【拘束時間16時間半】
17:00〜19:00
夜勤開始である。
今日は朝の11時くらいまで寝ていたので、そこそこ寝溜めできているはず。
とはいえ、夜勤は17:00〜翌朝の9:30までの勤務時間だから、拘束時間はなんと16時間半。
もちろん休憩はあるにせよ、たとえ残業がなくても16時間半も拘束されるわけだ。
まあ、在宅勤務で通勤時間ゼロで楽とはいえ、ここまで長時間拘束されるのは人生で初めての経験だ。
チャットツールで日勤のメンバーから夜勤メンバーへの引き継ぎ会議が行われるのを、他人事のように聞きながら夜勤開始だ。
やっぱり仕事が始まったばかりのこの時間が、いちばん精神的にダルい。
19:00〜20:00 夕食休憩
ここで1時間の夕食休憩が入る。
座りっぱなしはしんどいので、少しでも歩こうとスーパーで食事とお菓子を買ってくることにした。
長時間勤務で頭が働かなくなった時は、チョコレートがいちばん脳に効く。
まだまだ夜勤は長い。
20:00〜0:00
またパソコンを開いて、仕事に戻る。
根っからの朝型人間の俺は普段なら22時くらいにはもう寝てるので、この時間から眠くなりはじめる。
夜勤の魔の時間だ。仕事中にもかかわらず寝落ちしそうになる。
0:00〜4:00
深夜のこの時間が眠気のピークだ。
とはいえ、パソコンの液晶画面をずっと長時間見つめ続けて目が覚醒しているせいか、耐えられないほどの眠気ではない。
というか居眠りでもしようものなら、自分が担当している案件が進まなくなってクレームが来る。
いくら無責任体質の俺でも居眠りはできない。
ちなみに、日本が深夜の時間は日本やアジアなどからの問い合わせは少なく、アメリカなどの欧米からの問い合わせが多くなる。
これは俺の愚痴だけど、アメリカ人に電話をかけるのが苦手。
あいつらはザ・ネイティブの英語のしゃべりかたなので、話すスピードが早すぎて聞き取れないことが多いからだ。
明らかに俺は下手くそな英語を喋ってるんだから、気を遣ってもう少しゆっくり英語を話してくれアメリカ人よ。
4:00〜8:00 ズル休憩
本来なら、夜勤は合計2時間の休憩をとるルールになっている。
しかし、その日のSV(リーダー的な人のこと)の判断で、一気に4時間の休憩を取ることも多いらしい。
「だって、16時間半も拘束されるのに、休憩時間が2時間しかないのは少なすぎて疲れるでしょ」
━━という現場の判断で、連続4時間休憩が許されているらしい。
一応、ルール違反?になるらしいので、あまり他の社員に口外するなとSVからは言われてるけど俺はこのブログに書いちゃう。
てか、夜勤は4時間も休憩が取れることなんてぜんぜん知らなかった。
やっぱ、フルリモート勤務だとこういう情報が事前に入ってきにくい。
4時間も休憩があるのなら、仮眠をとれる。
仮眠どころか、人によっては4時間寝れば立派な睡眠時間だろう。
知の巨人と言われている佐藤優は、たった3時間の睡眠で体力が完全回復するショートスリーパーらしいし、4時間あれば俺だって……。
と思って、いざ布団の上に横になって寝ようとしたんだけど、意外と寝れなかった。
パソコンの画面を見つめすぎて目が冴えてしまっているせいだ。
途切れ途切れにしか寝れず、とても熟睡はできない。
8:00〜9:30(33:30) 仕事終わり
7:50にアラームをセットしておいたので、ちゃんと目覚める。
4時間の休憩があったけど、実際に寝れたのはたぶん2時間半くらい。
途切れ途切れの質の悪い睡眠だったけど、これでもだいぶん眠気はとれた。俺はまだ若いんだと変に勇気が出る。
一般的な会社員が出勤の準備をしている中、俺はまだ夜勤の途中なんだ。わけがわからない。
だが、残りはたったの1時間半だ。
すでに15時間の勤務が終わっている俺からすれば、あと1時間半なんてどうってことはない。
そして、9:30になったので夜勤は終わった。
ぶっちゃけすぐに寝たいけど朝から寝てしまうと生活リズムがガタガタのガタになってしまうので、今日は夜まで眠気をこらえて起きていることにする。
ネットワークエンジニア初の夜勤の感想まとめ
ネットワークエンジニア初の夜勤をやってみた感想は以下の通り。
- 4時間の仮眠が取れるので、そこまできつくない。
- 夜勤は人手が少ないので、意外と忙しい。
- 一番眠い時間帯は、0:00〜2:00くらい。
➡︎コーヒーがぶ飲みで眼を覚ます。 - 寿命は縮んでる気がする。
とはいえ、夜勤は日勤に比べて少し給料が良くなるし、なにより在宅勤務で座りっぱなし、しかもほとんどしゃべる必要もないので、意外と楽だった。
ということで、俺はこれからも夜勤で寿命を縮める働き方を続けていこうと思います。
YouTube版
YouTube版の方がわかりやすいかも。