ネットカフェとして一番有名な快活クラブだけど、
- バリ島の高級ホテルをイメージした雰囲気で、ネットカフェ特有の暗さがない。
- 会員制なので、変な利用者が少ない。
━━この2つの特徴があるので、俺は快活クラブをメインで使ってる。
値段だけで言えばもっと安いネットカフェもあるんだけど、安すぎるネットカフェは住所不定の利用者がいたりして質が低い。
快活クラブは有効な身分証明書がないと利用できない会員制なので、かなり安心して利用できるネットカフェなんだ。

快活クラブの清潔さと高級感はとてもネットカフェとは思えない。
今回は、そんな快活クラブで最も安く利用できる「飲み放題カフェ(オープンシート)」の使い方を解説する。
入店の流れ

今回利用したのはなんば御堂筋店。

フロアは3〜5Fにあり、階段は使えずエレベーターでしか入店できない。

受付は4Fにある。

エレベーターを降りると、左にフロント、右に自動精算機がある。
フロントのスタッフさんに声をかけよう。
身分証明書を見せて入会金約400円を払えばすぐに会員証を作ってもらえる。

自動精算機の「ご入店のお客さま」をタッチ。

会員証に表示されているQRコードを自動精算機に読み取らせる。
快活クラブのアプリを持ってる人は、スマホでQRコードを表示できる。

席の種類はいろいろあるけど、今回は「飲み放題カフェ」をタッチしよう。

席の位置を選ぶことができる。
特にこだわりがなければ、はしっこの席が快適だと思う。
他の店舗も飲み放題カフェの席数は少ないので、飲み放題カフェは満席のことが多い。
事前に快活クラブのアプリで混雑状況をチェックしておくのがおすすめ。

アプリからなら、残りの席数がリアルタイムで見れる。
なので、たとえば「残 1席」と表示されていても、実際に行ってみると1席も空いてないこともあるので注意。

伝票が出てくる。この伝票は退店する時に必要になるので、絶対になくさずに持っておこう。
Wi-Fiのパスワードもここに書いてあるので、これでWi-Fiを使うこともできる。

飲み放題カフェの全体はこんな感じ。
清潔感もある。照明も十分。快適さはスタバと変わらない。

隣の席との仕切りも高く、横からのぞき見される心配はない。

イスの座り心地はふつう。背もたれはあるけど肘掛けもリクライニングもないので、ゆっくりくつろげるほどではない。

カバンなどの荷物は、足元のバスケットに入れることができる。
ここは地味だけど嬉しい親切設計。
バッグを床に直接置くのってけっこう抵抗あるからな……。

パソコン作業する人にとって嬉しいのは、コンセントがあること。

俺はいつもパソコンを充電しながら使ってる。

USB Type-Aもさせるので、モバイルバッテリーなどを充電しておくことも可能。

机の上は広々としていてノートパソコンでの作業も余裕でできる。
飲み放題カフェのメリット
ソフトドリンク飲み放題
飲み放題カフェはその名の通り、ドリンクバーが飲み放題だ。

冷たい飲み物は、
・コカコーラ
・カルピス
・リアルゴールド
など。王道の飲み物はそろってる。アルコールドリンクはない。

暖かい飲み物は、
・コーヒー
・カフェラテ
・コーンポタージュ
など。コーヒー好きな俺から見てもコーヒーの味は悪くない。

無料の朝食付き
毎朝6時~10時半までの間、無料の朝食を食べることができる。

朝食の時間は、このように食パンとトースターが設置される。

トースターで焼いた後、キャラメルソースをかけて食べると美味なのでお試しあれ。

使った食器は指定の場所に戻しておく。
これだけでお腹を膨らませるのは健康にはよくないだろうけど、たまにはいい。
今は食パンのみの提供になっているので注意。
ソフトクリーム食べ放題

ソフトクリームは自分で盛り付けて食べることができる。
美味しいけど、カロリーと糖質がバカ高いので食い過ぎると太る。
食事も注文できる(有料)

食事も注文できる。
意外と安いけど、不健康そうなメニューばかりなので俺は食べない。

本来は店のパソコンから注文できるんだけど、飲み放題カフェにはパソコンが設置されてないので、受付まで行ってスタッフさんに声をかけて注文する必要がある。
マンガ読み放題
「ネットカフェ=漫画喫茶」みたいなものだから、もちろんマンガも無料で読み放題。

マンガの冊数はかなり多い。何千冊あるんだろう。

パソコンで検索すれば、どこにマンガがあるかわかる。

机にマンガを積み上げて一心不乱にマンガを読んでる人の姿は、飲み放題カフェではあるあるネタ。
無料でシャワーを浴びれる
夏場で汗をかいてシャワーを浴びたいときに、わざわざビジネスホテルの部屋を借りるのは値段が高すぎる。
だけど、快活クラブなら無料でシャワーを浴びれるんだ。

こちらがシャワールーム。
シャワールームは全部で5つほどあるので、全部が埋まってることはそんなにない。(男性用のシャワールームに限る)

シャワールーム内はこんな感じ。赤で囲んだのはボディソープとリンスinシャンプー。なんとこれも無料で使える。

なんとバスタオルまで無料で使える。
こんなにお得でいいのか経営が心配になるレベル。
ただしまだ多くの店舗ではバスタオルは無料。

シャワールーム内には荷物置きがあるから、ここに貴重品を入れておくといい。

もちろんシャワールーム内はカギをかけられるから安心。

シャワーを浴びてスッキリした後は、ドライヤーで髪を乾かすこともできる。
たまにここで、ビジュアル系の兄ちゃんが真剣な顔で髪をセッティングしてることがある。
他人の髪のセッティングなんて同棲でもしないと見れないけど、ここなら見ることができる。
貴重な観察場。
その他の注意点
テレワークはやめとけ
飲み放題カフェはテレワークには向いてない。
隣の席との間に仕切りがあるとはいえ、個室ではないから、周りに音がダダ漏れ。
オンライン会議・面接は絶対にできないし、電話もできる雰囲気ではない。

電話する場合は電話専用の無料で使える狭い個室があるからここを使おう。
しかも後ろからは席の様子が丸見えだから、仕事で使う場合セキュリティー的に少し心配だ。

後ろの席はパソコンの画面が丸見え。
オンライン会議などのテレワークで使うなら、鍵付き完全個室を使った方がいい。

寝るのはきつい
飲み放題カフェにもナイトパックがあり、午後6時〜午前6時の間であれば8時間1,140円で利用できる。
とはいえ、泊まるには飲み放題カフェはかなりきつい。
イスしかないから、横になって寝れないし。

学生時代みたいに机につっぷして寝れるならいいけど、この姿勢で一晩寝るのはきつすぎるだろう。
泊まる場合は、飲み放題カフェではなくブース席、あるいは鍵付き完全個室を使うのがおすすめ。
勉強や仕事などで集中するのは難しい
勉強やパソコン仕事などを目的に飲み放題カフェを利用するのは、正直おすすめできない。
ドリンクバーやソフトクリームは無料だからつい食べすぎてしまって、結果として糖質過多になって頭がボーッとすることがよくある。
それに周りはダラダラとマンガを読みに来てる人が多いから、つられて自分もダラダラしてしまう。
快活クラブは快適だけど、スタバみたいな「意識高い系」の雰囲気はない。

スタバに行くとみんなキラキラしてて「俺も集中して勉強しよ!」となるけど、快活クラブにはその雰囲気はない。
集中して作業をしたいなら、飲み放題カフェよりもスタバなどのカフェがおすすめ。

お手拭きはたくさん使おう
快活クラブはパッと見は清潔に見えるけど、短いサイクルで大勢の人が入れ替わり立ち替わり利用してるから、スタッフさんの清掃が行き届いてないことも多い。
イスやドライヤーの持ち手、パソコンのマウスやキーボード、マンガなどがベトベトしてることが多い。
そんな時はお手拭きでふこう。

俺はいつもお手拭きは使いまくってる。
監視カメラは?

天井を見ると、監視カメラがあった。
ただ、ダミーカメラなのか本物なのかはわからない。
どちらにせよ、飲み放題カフェでは見られて困るようなことはしない方がよさそう。
料金は最安値
飲み放題カフェの料金は快活クラブで最安値だ。

緑で囲んだ部分が飲み放題カフェの料金。最安値だ。
基本的には3時間ごとに料金が加算されるパック料金になっている。
正直、マンガを読むにしろパソコンをするにしろ、集中力的には3〜6時間が限界だと思う。
30分以内にシャワーを浴びて退店すれば、なんと料金は250円で済む。
250円でシャワーを浴びるのはビジネスホテルなどではまず不可能。
快活クラブのコスパの良さがわかる。
田舎の快活クラブの場合、これよりもさらに100〜300円安かったりする。

現在の料金は、入店時に受け取った伝票の入店時間を見て自分で計算しよう。
退店の流れ
店を出る時は、入店時に受け取った伝票が必要になる。
忘れ物がないように荷物をまとめて、入店時にも使った自動精算機へ行こう。

「ご精算のお客さま」をタッチ。

伝票のバーコードを読み込ませる。

俺は2時間半ほど利用したので710円だった。安い。

支払い方法は、現金・クレカ・QRコード決済・電子マネーとほぼ全て何でもそろってる。

俺は電子マネーのiDで払っている。

レシートを受け取れば終了。
最初から最後まで店員さんと話す必要がなくて楽。
【まとめ】飲み放題カフェは最安値
飲み放題カフェは快活クラブの中でも最安値で利用できる。
これほど安いにもかかわらず、
- 朝食
- ドリンクバー
- ソフトクリーム
- マンガ
- シャワー
━━この全てが利用できる。
- マンガを読んで少し時間を潰したい時
- さっとシャワーを浴びたい時
- パソコンなどで仕事をしたい時
飲み放題カフェ(オープンシート)は宿泊するのは難しいけど、それ以外は柔軟に利用できる。
あまりにコスパがよすぎるので、そのうち値上げされそうな気がする。
今のうちにぜひ利用してほしい。
