カラフルな新型iMac24インチを買ってしばらく使ってみましたが、たしかにデザインが10数年ぶりに変わったことインパクトはすごかったのですが、その他の点では残念な点も多かったんですよね。
・Adobeのソフトなど一部がまだ対応していない
・今までの高性能intel iMacに比べると、性能が大して上がっていない。
(がっつり動画編集の作業は厳しい)
・デスクトップのくせにインターフェイスが少なぎる。
(下位モデルだとサンダーボルト端子が2つしかついていない)
・重量がかなり軽いのはすごいけど、軽すぎてバランス悪い。地震きたら倒れそう。
━━などなど、全体としては満足しているのですが、新型iMac24インチにはこんな感じの不満点があるのです。
しかし、唯一僕がなんの文句もなしに、「すごい!」と言える進化があるのです。
それが、カメラ機能の進化です。
いろんな残念ポイントがある新型iMac24インチですが、唯一このFaceTimeカメラ機能の飛躍的な進化だけはすばらしいです。
今回は、そのカメラ機能の進化を紹介します。
先に結論をまとめておくと、こんな感じです。▼
新型iMac24インチの高性能に進化したFaceTimeカメラがあれば、
では、順番に見ていきましょう。
1.FaceTimeカメラのすごい進化
①FaceTimeカメラが720p➡︎1080pにグレードアップ
実は、2020年11月に発売されたM1搭載MacBook AirはいまだにFaceTimeカメラが720pだったんですよ。
「コロナの時代になってテレワークやweb会議が主流になって、FaceTimeカメラの重要性が上がったのにいつまで720pの低画質なんだよ……」
━━と僕は残念に思っていたわけですが、今回ようやく解像度が1080pにグレードアップしました。
「720pと1080pでそんなに違いがあるの?」
━━と思うかもしれませんが、どちゃくそ変わります。もはや別物のカメラだと思ってください。
②自動的に明るさ補正してくれる
といっても、ただ単に解像度が720p➡︎1080pに上がっただけなら、僕もそんなに驚かなかったわけですよ。
僕が驚いたのは、
自動的に明るさ補正してくれる
━━というところです。
解像度が上がったのに加えて、M1チップが自動的に最適な明るさに調整してくれる機能がすごいのです。
こちらの画像を見てください。
左が「720p・自動明るさ調整機能なし」で、右が「1080p・自動明るさ調整機能あり」のFaceTimeカメラの比較です。▼
もはや別物のカメラだということがお分かりでしょうか。
単に解像度が上がって高画質なだけでなく、自動明るさ調整機能がすごいことがわかりますよね。
web面接を控えている就職活動中の学生や、急なweb会議で急いで外付けのカメラを買おうとしている会社員の人は、このiMac24インチがあればもうそんなものを買う必要はなくなります。
並みの外付けカメラよりもよっぽど性能高いですからね。
それにしてもなんでこんなにFaceTimeカメラが高性能なんでしょうか?
アップル公式サイトでは、
1秒間に1兆回以上の演算スピードで各ピクセルを分析して補正する
━━と書かれていますが、このへんはよくわかりません。とにかくカメラ機能はすごい進化しているのです。
③照明も必要なくなる
web面接やweb会議をするにあたって、自分の顔を映す場合、やはり照明は必須でしたよね。
照明がないと顔が暗くなってしまって、それだけで「ネガティブで陰気なイメージ」になってしまいます。
ところが、この新型iMac24インチのFaceTimeカメラなら、わざわざ照明を買わなくても、自動的に明るくしてくれます。
いちいち買うのがめんどくさいな〜と思っていた照明が必要なくなるのです。これはすごい便利になりました。
照明がなくても、部屋の明かりだけで十分です。後は勝手に明るく調整してくれます。
(さすがに部屋が真っ暗だと無理ですが)
④マイクも進化している
もちろん画質がどんなによくてもマイク音がガサガサでは困ります。
アップル公式サイトを見ると、新型iMac24インチではマイクも進化しているようですが、僕個人的にはカメラに比べるとマイクはそんなに進化している実感はありませんでした……。
といっても、もちろん十分に高音質なので、よほど音質にこだわりのある人以外は外付けのマイクも不要でしょう。
マイクについてはこちらのチャンネルが詳しく解説してくださっているので、必見です。
⑤軽いので機動性がある
iMac24インチの重量は、たったの4.48kgです。
 
旧式のiMac27インチが9kg近くあったことを考えると、半分くらいの軽さです。デスクトップパソコンでこれはあまりにも軽すぎる。
あまりにも軽すぎると地震が来た時に転倒しそうで怖いというデメリットはあるのですが、それ以上に部屋のどこにでも持ち運べる機動性は大きなメリットです。
「背景に散らかった部屋が映るのがイヤだな……」
━━というときでも、かんたんにiMac24インチを持ち運んで別室に移すことができるのです。
ふつうのデスクトップパソコンは重たいので動かす時はかなりめんどくさかったですが、このiMac24インチなら女性でもヒョイっと持ち運べる軽さなのです。
これなら、テレワークするときにちょっと背景を映したくないから別の部屋に移動したいというときにも便利ですね。
ZoomやLINE通話には自動で背景を変更してくれる機能もありますが、あれはまだまだ不自然ですからね。
ようやくテレワークにふさわしいiMacが登場した! という感じですね。
【まとめ】外付けwebカメラも照明も必要なくなる
まとめると、新型iMac24インチの高性能に進化したFaceTimeカメラがあれば、
━━ということでした。
前までは、web会議や面接をするためにわざわざこんな外付けのwebカメラや照明を買っていたのですが、もはや必要なくなりました。
何度も言いますが、「外付けwebカメラも照明も必要なくなる」というのは、テレワークが加速した現代ではすごく便利ですよ。
ようやくコロナの時代に合致するMacが登場してくれたというところでしょうか。