自宅で物撮り(ぶつどり)をしようとすると、背景と明るさを整えるのが意外とめんどくさい。
いまだに多くの人が(俺もだけど)背景と明るさを考えずに商品の写真を撮ってる。
でも、撮影ボックスを使うと、気軽にプロっぽい写真が撮れるんだ。
今回は、撮影ボックス『革明』【ヒラノ照明】をレビューする。
開封レビュー
配送しやすいようにボックスは折り畳まれた状態になっている。
付属しているのは、電源ケーブルと組み立てに必要な留め具、それに4色のバックシート(背景布)。
まずはボックスを組み立てないといけないんだけど、初見でも5分でできるようなかんたんな組み立てだから安心。
説明書もついてたけど、見なくてもできるくらいにかんたんだ。
組み立て方
あまり強く差し込むすぎると壊れそうなので注意。
これで照明がつくようになった。
照明の色と背景について
照明は10段階で調節可能。
とはいえ、インスタグラムにせよメルカリにせよ暖色の照明を使うことはあんまりないと思う。
メインで使うのは白色の照明。
バックシート(背景布)は4色あって、かんたんに背景の色を変えることができる。
これでかんたんに背景の色をかえることができる。
他の色のバックシートは使い道がかなり限定される。俺はほぼ白しか使ってない。
直すのもかんたん
とはいえ、ボックスをそのまま置いておくと邪魔になって仕方ない。
長期間使わない場合は、片付けておいた方がいい。
片付け方もかんたんで、最初に組み立てた方法と逆の手順で折りたためばいい。
とはいえ、頻繁にこのボックスを使って撮影するならわざわざ折りたたむのが面倒なので、そのまま置いておくといい。
特に白色のバックシートが汚れてしまうと、撮影に支障をきたすので要注意。
天窓の使い方
ボックスの上部にはこんな穴(天窓)があいている。
俺も最初はこの使い道が意味不明だったんだけど、この穴を通して上から俯瞰視点で撮影できるということらしい。
この俯瞰視点撮影は俺はかなり気に入ってて、メルカリ用の写真や、このブログに載せるための写真などはこれで撮ってることが多い。
俯瞰視点で撮影する時はカメラのズーム機能が必須になる。
iPhoneは十分なズーム機能があるので問題ないけど、他のスマホをお使いの人はズーム機能を確認しておこう。
2つの撮影方法(背景の色を比較)
このボックスは大きく分けて2通りの撮影方法がある。
被写体をたてかけて撮影する方法と、さっきも解説した上から俯瞰して撮影する方法だ。
今回はこの2つの撮影方法で、バックシートの色を変えて撮影してみた。
左が①被写体をたてかけての撮影、右が②上から俯瞰撮影だ。
(撮影はiPhone13で行った)
俺は写真撮影に関しては素人で、絞り値(F値)が何かもよくわかってないけど、そんな俺でも十分な写真が撮れた。
黒の背景は高級感が出るので、高級品はあえて黒の背景で撮影するのもありかも。
正直、緑と赤の背景は使い道がよくわからなかった。
この撮影ボックスを使って痛感したけど、
背景に余計なものが写ってしまうと「素人感」がすごいし、明るさが足りなくて暗いとそれだけで不潔で清潔感のない写真に見えてしまう。
もちろん背景と明るさを整えるだけではプロ級とまではいかないけど、セミプロ級の写真は撮れる。
世にいるほとんどの人は背景と明るさにさえこだわってないから、この撮影ボックスを使うだけで大きく差をつけることができる。
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まあ、ブログにおいては「あえて生活感のある素人っぽい商品写真をのせる」のも一つの作戦ではある。
最近は、Googleの検索上位に表示されるのは企業のちゃんとしたブログばかりでキレイにまとまりすぎてるから、本音でレビューしてないんじゃないかと疑ってしまう。
でも、あえて素人っぽい商品写真だと、個人が本音でレビューしてる感が出るので信頼できるという人もいる。
ブログはむずかしい。
インスタグラムとか完全に写真を主戦場に戦うSNSの場合は、プロ級の写真のほうがいいとは思うけど。
メルカリだと絶大な効果
俺の体感だと、メルカリは写真のキレイさだけで購入されるかどうかがほとんど決まってしまう。
メルカリは写真をキレイに撮るだけで、いいねの数は増え、購入率もグッと高まる。
メルカリで出品することが多い人は、撮影ボックスを使うのがかなりおすすめ。
【まとめ】素人の写真をセミプロ級に格上げしてくれる
撮影ボックス『革明』【ヒラノ照明】は、素人の写真をセミプロ級に格上げしてくれる。
プロ級の写真を撮るのは大変だけど、セミプロ級の写真を撮るには、
- 背景
- 明るさ
━━この2つが必要。
逆にいえば、この2つさえ整えてしまえば簡単に素人の写真から脱出できるから、買う価値は十分ある。
- メルカリでよく出品をする人
- ブログで写真付きのレビューをする人
- Instagramなどに写真をあげる人
自宅で気軽に物撮り(ぶつどり)をしたい人には、ほぼ全員に役に立つはず。
値段も高くはないので、気軽におしゃれカメラマンになれる装置としてはかなりコスパがいい。