最近、クロームブックとiPad(+キーボード装着状態)の両方を使っていたので、その比較レビューをします。
先に結論を言うと、
・クロームブックは安いものは2万円で買えるけど、十分な性能を求めると4〜6万円くらいになる。
・どうせ4〜6万円出すなら、iPad買った方が使い道多いし、タッチパネルついてるし、アプリもいろいろ使える。
・ChromebookよりiPad買った方がいい。
━━これが結論です。
やっぱ、クロームブックよりiPadがいいよね〜という結論になりますので、先に言っておきますね。
では、比較レビューしていきましょう。
時間のない人は目次からデメリットだけ見ていただくといいですよ。
1.Chromebookのメリット
①驚異的なコスパの良さ
まず、クロームブックの一番のメリットは、
━━です。値段は尋常じゃないくらい安いです。
僕が買ったクロームブックは1万9800円でしたので、脅威の2万円切りです。
そりゃCPUも古いし、メモリも4GBしかない(今の時代最低8GBは欲しい)ですが、ブログ見たり、YouTube見たりなどのネットサーフィンくらいであれば、ふつうにサクサク使えます。
ちなみに、僕はブログを執筆しているのでブログの更新作業にクロームブックを使っています。
動画編集や画像編集などの高度な作業はほとんどできませんが、ライトな使い道であれば十分に使えます。
たった2万円でノートパソコン環境が手に入るのは、かなりコスパがいいですよ。
②重量も動作も軽い
クロームブックには、WindowsOSではなく、ChromeOSが搭載されていますが、やはりChromeOSは軽いです。
2万円のパソコンのCPUならふつう、Windowsも満足に動かなさそうですが、ChromeOSは軽いのでわりとサクサク動きます。
あと、注目すべきなのは重量の軽さですね。
こちらのクロームブック、重さはなんとたったの「999g」です。
触り心地や見た目は正直、少し安っぽいですが、2万円でこんなに持ち運びやすい軽いノートパソコンが手に入るとか、もはや市場のバグとしか思えません。
「最悪、故障してもいいや」くらいの気持ちで、いろんな場所に持ち運んでハードに使ってもいいと思います。
どうせ壊れてもたった2万円のパソコンです。諦めもつきやすいですしね。
③グーグルユーザーなら便利
ChromeOSはGoogleが作っているOSなので、Googleのサービスと相性がいいです。
Googleドキュメントや、Googleスプレッドシートなどをメインで使っている人は、クロームブックでも使いやすいです。▼
ただし、僕はそれほどGoogleユーザーではなく、Googleドキュメントや、Googleスプレッドシートは使わないので、この辺のメリットは僕にとってはいらないかも……。
④故障してもデータが消えない
クロームブックは基本的にクラウドにデータを保存します。
つまり、使ったデータはパソコン本体に保存するのではなく、クラウドに保存するということです。
実は、このクロームブックには、ストレージが32GBしかありません。
━━と思っていたのですが、クロームブックは基本的にクラウドに保存するので、パソコン本体のストレージが少なくても大丈夫なのです。
「パソコン本体にデータを保存せず、クラウドにデータを保存する」というのは、意外なメリットがあります。
それは、
━━ということです。
パソコン本体にデータを保存している場合、そのパソコンが壊れるとデータも消滅しますが、クラウドに保存している場合ならパソコンが壊れても、新しく買ったパソコンでクラウドにアクセスすればデータは生き残っています。
クラウドにデータを保存するクロームブックは、故障してもデータが消える心配のない安心設計になっているのが大きなメリットですね。
2.Chromebookのデメリット(iPadのほうがいい点)
では、ここからは、クロームブックのデメリットについて書きます。
やっぱ、最終的にiPadのほうがいいんですよね…。
①タッチパネル非対応はつらい
このクロームブックは、タッチパネルに対応していません。
なので、画面に触れても反応しません。
実はこのクロームブックのタッチパッドは、かなり安物なので、操作しにくいのです。▼
タッチパッドが操作しにくいので、ぜひ画面を指で触って操作したいところですが、タッチパネル非対応なのでそれもできません。
ところが、iPadなら必ずタッチパネルに対応しているので、iPadのほうが便利なんですよね。
僕はタッチパネルがついていた方が作業効率が上がるタイプなので、タッチパネル非対応のクロームブックはきついです。
②画面とインカメラの解像度が低い
2万円の格安パソコンなら仕方ないですが、画面の解像度がかなり低いです。▼
僕はそれほど画質にこだわらないタチですが、さすがにこの画質はきつい。
ずっと見ていると目も痛くなるし、テキストベースのブログなどを見ているときでも、文字がつぶれて読みにくかったりします。
ちなみに、クロームブックにはインカメラもついていますが、その画質はおそるべき低さ。▼
正直、これでzoom会議なんかしようとすると、だいぶ厳しいです。
一人だけ画質悪すぎて浮きますね。
iPadなら、720Pのインカメラがあります(そこまで高画質ではないけど)し、zoom会議も十分できます。
画面の解像度もインカメラの画質もiPadの方がずっと上ですね。
③アプリの利用制限がある
クロームブックでは、「Google Play」にアクセス可能で、ここからいろんなアプリをダウンロードできます。▼
しかし、一部のAdobeのソフトなど、クロームブックでは使えないものもあります。
そもそもタッチパネル非対応なので、使えるアプリはかなり限られてきます。
(しかもインストールできてもスペック不足のせいで使えないアプリもあります)
iPadならAdobeのソフトにも対応しているので、iPadのほうが対応しているアプリが多いです。
④メイン機として使うには性能不足
まあこれは誰もが言うことだと思うんですが、
しかし、僕的にはサブ機として使うにも性能不足な気がします。
メインのwindowsノートパソコンを持っておいて、サブ機はiPadで十分な気がします。
クロームブックとiPad(キーボード付き)なら、そんなに値段変わりませんしね。
3.ChromebookとiPadの価格差(どっちがお得?)
一口にクロームブックといっても、値段によって性能も違ってきます。▼
エントリー | ミドル | ハイエンド | |
Chromebook | 2万円〜3万円 | 4万円〜6万円 | 10万円前後 |
iPadなら最新の第8世代でも3万8000円、外付けキーボードが1万8000円ほどなので、合計6万円ほど。
(もっと安いのもあります)
クロームブックならミドルクラスくらいの性能になりますが、やはりGoogleよりもiCloudをメインに使っている僕としては、iPadを使うほうが便利です。
やはり、2万円台のクロームブックは、解像度も低く、タッチパネルも非対応だったりするので、できればミドルクラスのクロームブックが欲しいところ。
しかし、どうせ、4万円〜6万円台のクロームブック買うなら、iPad買った方がいいと思います。
iPadならキーボードを取り外してタブレットとしても使えますし、使い道の幅も広いですよ。▼
【まとめ】どうせ買うならiPadのほうがいい
いろいろクロームブックについて考えましたが、
・クロームブックは安いものは2万円で買えるけど、十分な性能を求めると4〜6万円くらいになる。
・どうせ4〜6万円出すなら、iPad買った方が使い道多いし、タッチパネルついてるし、アプリもいろいろ使える。
・ChromebookよりiPad買った方がいい。
━━これが結論です。
Chromebookの安さには驚きましたが、結局、そこそこの性能を求めると、まあまあ値段は上がってしまうんですよね。
本当に2〜3万円くらいのクロームブックで満足できるなら安い買い物になりますが、やはりもう少し性能を高くしたい人が多いはず。
使い道にもよりますが、やはりiPadのほうが使い道の幅は広い気がしますので、iPadがおすすめです。
これ、僕が使っているiPadのキーボード(コンボタッチキーボード)ですが、めっちゃおすすめ。▼
クロームブックは、「性能低くても大丈夫!」と言う人のみ購入をおすすめします。▼