「手抜き」と言うと印象が悪いけど、手抜きは「効率化」でもあるから、ぜひ英語を手抜き=効率化して手っ取り早く話せるようになろう。
手抜き英語3選
冠詞は「ん」でごまかす
日本人にとって「a」や「the」などの冠詞は、理解するのが難しい。
俺もTOEIC860あるけど、いまだに冠詞の使い分けは苦手。
話の文脈があれば「a」でも「the」でも伝わるし、そもそも速く話してると相手が「a」と言ったのか「the」と言ったのかなんて分からない。
手っ取り早く英語を話したいのであれば、「a」と「the」の違いについて勉強するのはコスパ悪いから、どっちも「ん」と発音してごまかすべし。
マジメに勉強しちゃいがちな日本人にとっては、意外な手の抜き方だと思う。
Would you?だけで十分
「写真を撮ってほしい」と英語で伝える場合、
━━なんて考える必要はない。
筆記試験と違って実際の英会話ではシチュエーションの流れと文脈があるから、「would you?」だけで問題なく伝わる。
そりゃ、カメラ差し出されたら写真撮ってほしいんだろうな自然と思うし。
もちろんこれは、相手に意図を読み取らせる負担を強いてしまうから、あまりにも多用すると「こいつ、英語力なさすぎてめんどいな」と思われそうだから使いすぎは禁物だと思うけど。
日本人英語でいい
日本人英語というと「へたくそなブロークンイングリッシュ」「ダサい」というイメージが強いけど、
アメリカ英語やイギリス英語の発音がカッコいいからって、日本人英語を恥ずかしがる必要はない。
たとえダサくても意味が伝わればいいからだ。
日本語と英語は発音に使う舌の形が違いすぎるから、日本人が流暢に英語を話せないのは当たり前。アメリカ人だって流暢な日本語なんてしゃべれない。
お互い様。
「ダサい」と思うかは相手の問題であって、こっちの問題じゃない。
これを著者のスティーブ・ソレイシィはこう言ってる。
現代では、無理にアメリカ英語やイギリス英語に合わせる方が古い考え方とのこと。
ダサいと言われてる日本人英語でも堂々と話せばいい。
英語学習はいかに開き直れるかだ。
【まとめ】手抜き英語でも伝わりゃOK
たとえ手抜き英語でも、意味が伝わればひとまずはOKだ。
日本人はマジメだから手抜きを嫌がるけど、「手抜き=効率化」でもあるから、恥ずかしいことじゃない。
翻訳家や通訳など、プロとして英語を使う人が手抜き英語を使うのはマズいかもしれないけど、単に海外旅行やビジネスで使いたい場合は手抜き英語を最大限に使っていこう。
手抜きできる人は、賢い人なんだ。
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