旅行に行くとなると、やはり必要なのは「モバイルバッテリー」。
モバイルバッテリーについては素人だったので、アマゾンでいちばん人気の高いモバイルバッテリーをとりあえず購入しました。
買ったのは、「Anker PowerCore 10000 PD Redux」。
金額としては、4000円ほどだったので、安い買い物ではありませんが、失敗したくなかったので人気のこれを買いました。
初心者目線で、まずは開封レビューを書きますね。
1.開封レビュー
届いたのはこの箱です。
箱はかなり小さいですね。
中身はこれが全てです。
①モバイルバッテリー本体。
②説明書。
③USBタイプCケーブル。
④モバイルバッテリー本体を入れるポーチ。
以下、それぞれについて、説明します。
①モバイルバッテリー本体は意外と重い
モバイルバッテリー本体は、俺の想像よりは重かったです。
モバイルバッテリー本体の重さは「192g」。
俺の持っているiPhone11proの重さは、「188 g」。
iPhoneとほぼ同じ重さなので、「軽い!」とは言えませんね。
10000mAhの大容量なので、文句は言えませんけどね
iPhone11proと並べてみるとこんな感じ。
ちなみにiPhone11proのケースは、NILLKINのケースを使っています。
iPhone11proよりはかなり小さいですが、重さはほぼ同じ。
ズボンのポケットや胸ポケットにも、十分入る大きさですが、やはり「ちょっとポケットに入れるには重いかな?」と思ってしまいます。
搭載されているポートは、USB-C(PD)とUSB-Aの2つだけです。
ちなみにこの2つのポート以外には、表面に1つボタンがついているだけで、それ以外にはまったくなにもありません。
とてもシンプルな構造です。
②説明書は役立たず
説明書は役に立ちません。
文章は英語ですし、⬆︎⬆︎⬆︎みたいな図解の説明も書いてありますが、正直、初心者の俺にはよくわかりませんでした。
このモバイルバッテリーの細かい使用方法は、ネットで調べないとわからないですね。
③USBタイプCケーブル
USBタイプCケーブルの長さは、約84センチです。
個人的にはちょうどいい長さだと思います。
バッグやガジェットポーチにも入りやすい長さですしね。
ちなみに、先端は両方ともUSBタイプCケーブルになっています。
iPhoneはライトニング端子なので、このケーブルではiPhoneは充電できないことに注意しましょう。
iPhoneを充電するには、別途、ライトニング(Lightning)ケーブルが必要です。
④ポーチはちょうどいい大きさ
モバイルバッテリー本体を入れるポーチがついているんですが、これが個人的にけっこう気に入りました。
この重いモバイルバッテリーをそのままカバンに入れておくと、他の持ち物を傷つけてしまいそうなので、このポーチにいれて持ち運びするのがよさそうです。
2.初心者がわからなったところ
ここからは、初心者がわからなかったところを紹介します。
青色の光と緑色の光の違い
さっそく、ライトニングケーブルを使って、iPhone11proを充電してみました。
ふつうに充電できているのですが、あることに気づきました。
モバイルバッテリー本体の表面のボタンを2度押し(2秒間長押しでもOK)すると、点灯する光の色が変わるんです。
ふだんは青色の光だけど、ボタンを2度押しすると……。
緑色の光に変わります。
これはどういう意味?
と思ったので、調べますと──
アマゾンの商品ページには、こんな記載が。
・イヤホンやスマートウォッチ等の入力電流が低い製品には「低電流モード」をご利用ください。電源ボタンを2秒または2度押すと本モードへ切り替わり、緑色のインジケーターが1つ点灯します。
──ということらしいです。
つまり、
緑色の「低電流モード」に切り替えましょう。
──ということですね。
青色の「通常電流モード」で、イヤホンなどの電流値が低いデバイスを充電するのはNGみたいですね。
初めて知りました!
俺は基本的に、このモバイルバッテリーはiPhoneかMacBookの充電にしか使わないので、常に青色の「通常電流モード」で充電しておけば問題なさそうです。
iPhoneとMacBookを同時に充電できるのか?
10000mAhの大容量ということなので、「iPhoneとMacBookを同時に充電できるかな?」
と思ったので試してみました。
モバイルバッテリーに、iPhone11proとMacBook Airを同時につないでみました。
すると、iPhone11proもMacBook Airも「充電中」の表示になりました。
お、いけるやん!
でも、MacBook Airの画面をよくみると……。
「USBアクセサリが無効です」
──との警告が表示されていました。
よくわからないんですが、「電力消費が多すぎるから、iPhoneかMacBookをどっちか外せ」っていう意味なんでしょうかね?
とりあえずどっちも外さずに様子を見ていると……。
約1時間50分後に、
iPhone11proは10%➡︎100%に。
MacBook Airは20%➡︎33%に。
iPhone11proはあっという間に充電されたんですが、MacBook Airの充電がかなり遅かったです。
iPhone11proの充電が100%になったタイミングで、iPhone11proを外して、MacBook Airのみを充電させたんですが、
モバイルバッテリーはすぐに電池切れになってしまいました。
このモバイルバッテリーはiPhone11に約2回の充電ができるそうですが、MacBook AirとiPhone11proを同時充電すると、
iPhoneは充電MAXにできるけど、MacBook Airへの充電はぜんぜん足りませんでした。
iPhoneとMacBookを同時にMAXまで充電したい場合は、もう少し大容量のモバイルバッテリーがいるんですかね?
【まとめ】
まだ、旅先に持って行って使ってはいませんが、iPhoneの充電には十分使えそうです。
ただ、MacBook Airの充電があんまりできないのは気がかりですね。
このへんは、しばらく使ってみてから、対策を考えます。
【追記】MacBook Airだけに充電してみると
iPhone11proとMacBook Airの同時充電は難しいことがわかったので、
MacBook Airのみに充電してみました。
(MacBook Airの充電前のバッテリー残量は30%)
モバイルバッテリーの充電は、マックスです。(4つ光が点灯していると充電マックス。充電が減ると点灯も減っていく)
すると──
約1時間55分後に、モバイルバッテリーの充電は完全に切れました。
4つの点灯がすべて消えているので、充電切れということがわかります。
では、MacBook Airはどれくらい充電できたのかというと……。
約1時間55分で、「30%➡︎80%」にまで充電できました。
10000mAhは大容量だと思ってましたが、MacBook Airを50%分しか充電できないんですね。
まあ、今のところ、それほど外出先でMacBook Airを長時間使うことはないので、まあいんですが。
ただ、将来、MacBook Airを旅先などで長時間使うようになった場合、また同時にiPadなども使うようになった場合は、
この10000mAhの容量のモバイルバッテリーでは厳しそうですね。
外出先でiPhone、MacBook、iPadなどを同時にがっつり使う人は、25000mAhくらいのモバイルバッテリーを使うのがおすすめです。
俺のように、「基本的にはiPhoneだけ充電できればいいや」という人には、今回紹介した10000mAhのモバイルバッテリーで十分だと思います。