国内旅行かアジアへの旅行なら数時間のフライトで済むんだけど、欧米へのフライトはもっと長くなる。
俺はアメリカ出張に行ったんだけど10時間を超えるフライトだったので、「エコノミークラス症候群」にならないように特別の対策が必要だった。
10時間を超えるフライトは下手をすると命に関わる。
今回は長時間のフライトを乗り越える3つの対策を紹介する。
羽田空港➡︎シアトル空港まで10時間半くらいの長いフライトだった。
3つの長時間フライト対策
フライト前日は徹夜で
フライト前日は、ほぼ徹夜でいいと思う。
「エコノミークラスの狭い座席では寝れない」と思うかもしれないけど、人間、徹夜で睡眠不足ならどこでも寝れるから大丈夫。
機内で見れる映画は画面も狭いし音質も微妙なので、映画はまた今度、Amazon primeかNetflixで見ればいい。
フライト前日に徹夜でいれば、フライト当日は7時間くらいは余裕で眠れる。
つまり、10時間のフライトのうち7時間は寝てる間にいつの間にか過ぎている計算になる。
フライトアテンダントが途中で飲み物や食事を配ったりしてくるけど、あなたが眠っているときは無理に起こそうとはしてこないから大丈夫。
もちろん、到着地によっては機内で寝てしまうと「時差ボケ」につながることもあるので、その場合は寝ないで映画を見るか電子書籍を読むなりするといいと思う。
俺もアメリカへの10時間のフライトを経験したけど、ほとんど寝てたのであんまり辛かった記憶はない。
長時間のフライトを乗り切るには、寝るのが一番だ。
*
*
*
機内で寝る時のアイテムとしては、
長時間のフライトの場合、アイマスクが無料で配られるはずなのでそれを使えばいい。
こんなネックピローがあってもいいんだけど、かさばるし荷物が増えるので俺は使ったことがない。
心配なら買っておいてもいいかもしれない。
とりあえずアイマスクだけあれば、機内で寝るには十分だと思う。
機内用着圧ソックスをはく
長時間フライトを乗り切るには「寝る」のが一番だと書いたんだけど、ずっと同じ姿勢で寝てると今度は「エコノミークラス症候群」が心配になってくる。
エコノミークラス症候群対策としておすすめなのがこれ。
機内用着圧ソックスなんだけど、これをはくと足が適度に締めつけられて、足の血流の循環がよくなるからエコノミークラス症候群の対策になる。
(足の血流を促すポンプの役割をしてくれるらしい)
エコノミークラスの狭い座席で同じ姿勢で座ってると足がむくむことが多いんだけど、これをはいてると足のむくみがかなり軽減された。
一つ買っておいて後は洗濯して繰り返し使えばいい。
靴下の割にはやや高いけど、機内で寝るには必須アイテム。
通路側の座席をえらぶ
長時間のフライトなら絶対に、
「景色を見たいから窓側の座席をえらぶ」という人も多いんだけど、窓側の座席のデメリットはデカい。
- 通路側の座席に比べて、足を動かせる範囲が狭い。
- 通路側の座席に他人が座ってる場合、トイレに行きづらい。
窓からの景色なんて離陸と着陸の時にちょっと見れるだけだし、天気が悪ければほぼ視界ゼロ。
しかも、上空を飛行してる間はほぼ雲ばっかりの景色ですぐ飽きる。
命に関わるエコノミークラス症候群対策のためには、景色を見ることよりも通路側の座席に座ることを優先した方がいい。
通路側の座席なら、通路に少し足を伸ばせるので楽になる。
(ただしあまり伸ばしすぎると、フライトアテンダントの人が通れなくなるのでマナー違反)
なにより通路側の座席なら、
別にトイレをしなくても、トイレと座席の間を往復して歩くだけでエコノミークラス症候群対策になるし。
窓側の席はトイレに立つ時に通路側の席の人にどいてもらわないといけないので、そう何度もトイレには行きにくい。
どう考えても通路側の方がメリットが大きい。
予約の際には通路側の座席を予約するのがおすすめ。
国内便などの短いフライトなら窓側でも問題ないので、景色はその時に見よう。
【まとめ】空の旅は寝て過ごそう
長時間フライトの対策をまとめると、
- フライト前日は徹夜で
- 着圧ソックスをはく
- 通路側の座席をえらぶ
━━俺はこの3つの対策で、アメリカへの10時間超えのフライトを余裕で乗り切ったので、最低限この対策だけはしておくべきだと思う。
ぶっちゃけ、前日に徹夜しといてフライト当日は寝るのが一番いいと思う。
フライトアテンダントは「空の旅をお楽しみください」なんて言うけど、エコノミークラスの空の旅なんて起きてても何も楽しくないから、とっとと寝た方がいい。
Kindle本発売中
半導体メーカーに潜入して3ヶ月のアメリカ出張に行った時の暴露話を、多数の写真付きで書きました。
- 海外出張に興味のある人
- 英語に興味のある人
- 半導体工場で働いてみたい人
こんな人は読むと役に立つはずです。