アメリカのベンチャー企業が開発したお得なアプリ、「miles(マイルズ)」が日本にも上陸しました。
国土が広く、移動の多いアメリカでは、かなり人気のアプリになっているようです。
このアプリの結論はこうなります。
- ほぼメリットしかないので、アプリをインストールして放置しておくのがいい。
「miles」のメリット・デメリットは以下の通りです。
- アプリを開かなくても移動するだけで勝手にマイルが貯まる。
➡︎時間をムダにしない - 貯まったマイルはAmazonポイントと交換可能。
➡︎実質、移動するだけでお金がもらえる
- 位置情報を常にONにする必要があるので、じゃっかんスマホのバッテリーの減りは速くなる。
- 位置情報などの個人情報は、たぶん企業に抜かれている。
- かなりマイルを貯めないとAmazonポイントとは交換できないので、稼ぐ目的で使うのはまちがい。あくまでおまけ。
では、詳しく解説しましょう。
1.miles(マイルズ)とは?
ふつう、マイルと言えば飛行機の移動でもらえるものですが、
1マイル(約1.6キロメートル)移動すると、1マイル貯めることができます。
日本人にとっては分かりにくいのがちょっと残念。
徒歩や自転車など、環境にやさしい移動手段ほど多くのマイルが貯まります。
ランニングや徒歩であれば、10倍のマイルがもらえます。
自転車であれば、5倍のマイル。
逆に、自動車は1倍。飛行機なら、0.1倍というように、環境に悪い移動手段に対しては、あまりマイルがもらえません。
僕のように、車を所有しておらず、徒歩や自転車ばかりで移動している人には、特におすすめです。
「miles」を一言で説明すると、
━━ということです。
では、「miles」のメリット・デメリットをそれぞれ解説していきます。
2.メリット
①アプリを開かなくても、移動するだけで勝手にマイルが貯まる。
「miles」のすごいところは、位置情報をONにしておけば、後はアプリを開く必要が一切ないというところ。
「どこからどこまで移動したか?」「交通手段は徒歩なのか、自転車なのか?」という情報をも、自分で入力せずともAIが勝手に判断してくれるので、勝手にマイルが貯まります。
- アプリを開く必要がない
- 広告を見る必要もない
- 時間をとられない
忙しい社会人は、もはやこのアプリの存在を忘れてもOK。
位置情報さえONにしておけば、勝手にマイルが貯まりますから。
「miles」なら、位置情報をONにさえしておけばアプリを開く必要がないので、時間をムダにしません。
貴重な時間を無駄にしないのが、いちばんいいところ。
なので、一度インストールしておけば、後は完全放置で忘れてOKです。
ぶっちゃけ、「miles」に貴重な時間を割くほどの価値はないですから、完全放置でもOKなのはかなりのメリットです。
②貯まったマイルは、Amazonポイントと交換可能
完全放置のままでも、日々の通勤や通学で毎日移動しているでしょうから、マイルはいつの間にか貯まります。
貯まったマイルは、
今時、Amazonをまったく使わない人はほぼいないでしょうから、「Amazonポイントがもらえる=現金がもらえる」ようなものです。
ただし、Amazonポイントは100円分から交換可能ですが、なんとAmazonポイント100円分に必要なマイルは4,500マイル。
4,500マイル貯めるには、150日(5ヶ月)くらい必要です。
たった100円分のAmazonポイントと交換するのに5ヶ月かかるので、稼ぐ目的でやるのは完全にまちがいですね。
1年くらいアプリを放置してようやくAmazonポイント200円分くらいと交換できる計算になるので、やらないよりはやったほうがちょっぴり得だよね、ってくらいのレベルです。
僕は、ランニングをすることが多いので、モチベーションUPのためにこのアプリを使ってますが、徒歩やランニングで移動することが少ない人はインストールする必要はないかもですね。
これからのラインナップの充実に期待です。
3.デメリット
①位置情報を常にONにする必要があるので、じゃっかんスマホのバッテリーの減りは速くなる
移動距離を測る必要があるので、位置情報は常にONにしておかないと、マイルが貯まりません。
とはいえ、最近のスマホならかなり省電力化が進んでいるので、位置情報をONにしたくらいで目に見えるほどバッテリーの減りが速くなることはないでしょう。
位置情報ONにするだけで、スマホのバッテリーが急激に減るようなら、「miles」が悪いのではなく、スマホが古いだけです。買い替えましょう。
②位置情報などの個人情報は、たぶん企業に抜かれている。
「miles」の画面を見るとわかりますが、アプリ内に広告がのっていません。
僕らユーザーにとっては広告がのってない方が使いやすいですが、「じゃあmilesはどうやって稼いでいるの?」って話ですよね。
移動するだけでマイルがもらえる代わりに、僕らの個人情報が抜かれているわけですね。
人によっては気持ち悪いと思うでしょうが、僕は、
━━と思っているので、問題なしだと思います。
しかも、クレジットカード情報などはそもそも入力しませんし。
個人情報を厳密に気にし始めると、今のIT世界では生きていけなくなるので、この辺は柔軟に考えるのがいいですよ。
③かなりマイルを貯めないとAmazonポイントとは交換できないので、稼ぐ目的で使うのはまちがい。
さっきも書きましたが、半年くらいマイルを貯めてようやくAmazonポイント100円分と交換できる、という超低コスパなので、
1年放置しといて、Amazonポイント200円分くらいと交換できればラッキーなおまけ程度のものです。
ただ、完全放置でAmazonポイントが1年に200円もらえるなら、アプリをインストールしといてもいいんじゃね?って話ですね。
僕の場合は、ほんのわずかとはいえマイルが貯まると、ランニングのモチベーションが上がるので気に入って使ってます。
Ubereats配達員におすすめかも
もしかすると、Ubereats配達員の人にはおすすめかも。
自転車移動が多いでしょうし、放置しておけば勝手にマイルが貯まるので。
かなりの距離を移動するのなら、わりとマイルも一気に貯まりますしね。
【まとめ】インストールしといて損はない
もう一度、「miles」の結論を書くとこうです。
結論はこうなります。
- ほぼメリットしかないので、アプリをインストールして放置しておくのがいい。
メリット・デメリットをもう一度書くと、以下の通りです。
- アプリを開かなくても移動するだけで勝手にマイルが貯まる。
➡︎時間をムダにしない - 貯まったマイルはAmazonポイントと交換可能。
➡︎実質、移動するだけでお金がもらえる
- 位置情報を常にONにする必要があるので、じゃっかんスマホのバッテリーの減りは速くなる。
- 位置情報などの個人情報は、たぶん企業に抜かれている。
- かなりマイルを貯めないとAmazonポイントとは交換できないので、稼ぐ目的で使うのはまちがい。あくまでおまけ。
間違っても稼げるようなものではないですが、インストールしといても損はないですね。
何度も言いますが、インストールして位置情報をONにしといたら、後は放置しておけばいいです。
こまめにアプリを見たところで時間のムダですので、1年に1回くらいチェックして、Amazonポイントと交換するのが賢い使いかただと思います。