実は最近、25歳にしてまた転職しました。
しばらくの間は九州に勤務することになったので、実家を出て引っ越しすることに……。
実家を出た感想はまた別記事でまとめることにしまして、この記事では安く引っ越しを済ませる方法を解説します。
引っ越し業者は時間もお金もかかってしまう
「引っ越し」というと、つい「引っ越し業者に依頼しよう!」と思っていませんか?
たしかに引っ越し業者は引っ越しのプロではありますが、以下のようなデメリットがあります。
②価格交渉がめんどくさい
③引っ越し業者の決定に時間がかかる
そもそも引っ越し業者に依頼する場合、①価格はかなり高くなります。
たとえ荷物が少なくても、最低5万円前後はかかります(3月など引っ越しシーズンであれば30〜50万円くらいかかることもあるらしい)。
さらに、引っ越し業者にはそもそも「定価」というものがないので、いくつかの引っ越し業者に依頼して見積もりを出してもらい、その中から最安値を選ばないといけないので、かなり面倒です。
業者によっては、こちらの足元を見て不当に高い値段を吹っかけてくる業者もいるので、②値段交渉は必須です。
でも、値段交渉ってすごくめんどくさいですし、いくつもの引っ越し業者に見積もりを依頼するとなると、③引っ越し業者の決定に時間がかかりすぎます。
新居に持っていく荷物や家電、大型家具などが多い人は大人しく引っ越し業者を使った方がいいのは確かです。
しかし、荷物が少なめ(ダンボール数箱程度)で済むのなら、引っ越し業者に依頼するのはちょっと待った方がいいです。
荷物が少ないなら、宅配便を使おう
荷物が少ないのであれば、引っ越し業者ではなくヤマトの宅配便を使った方が圧倒的に安く済みます。
僕の場合、社員寮に入ることになったので、最低限の家電(電子レンジ・冷蔵庫など)はすでに寮に備え付けられています。
なので、僕が引っ越し先に持っていったのは、
- スマホ・ノートパソコンや周辺機器
- 衣服や下着などの着替え
- カミソリ、シャンプーなどの化粧品類
──これくらいしかありません。
バスタオルや歯ブラシ、ハンガーなどの細かい生活物資は現地のダイソーなどで購入しました。
これくらいの少ない荷物だったので、ぜんぶでダンボール4箱で済みました。▼
ちなみに、ダンボール4箱で、お値段は約5,000円でした。
引っ越し業者に依頼すると最低でも5万円ほどかかるので、10分の1くらいの節約になりました。
もちろん、荷物がかなり多くなる場合は、むしろ宅配便よりも引っ越し業者を使った方が安くなることもあるので、自分の荷物量に合わせて宅配便/引っ越し業者のどちらを使うかを決めればOKです。
ただし宅配便は荷物の扱いが雑
宅配便は値段が安くておすすめなのですが、一つだけ注意しないといけないのは、
引っ越し業者に依頼するとトラックを丸々一台貸し切って丁寧に送ってくれますが、これが宅配便だと「たくさんある荷物のうちの一つ」になってしまうので、荷物の扱いはかなり雑になります。
実は、僕もモニターを宅配便で送ったのですが、見事に壊れていました。▼
本当はプチプチや発泡スチロールで梱包しないといけなかったのですが、「新居でゴミが出るのはめんどくさいな〜」と思って、つい簡単な包装でモニターを送ってしまったのがミスでした。
他のダンボール箱も新品の状態で送ったのですが、新居に送られてきた時にはかなりボコボコになって傷ついていたので、やはり宅配便はけっこう雑に扱われているようです。
精密機器などを送るときは、「ちょっとやりすぎかな?」というくらいにまで包装しておくことをおすすめします。
僕は引っ越しのゴタゴタで忙しかったし「安物の中古モニターだからもうどうでもいいや」と思って泣き寝入りしたのですが、高価なパソコンなどを壊された場合はヤマトのサポートセンターへ電話してみましょう。
それから宅配便の場合、荷物は玄関付近に置かれるだけで、家具や家電を部屋に上げてセッティングまではしてくれません。
もし引っ越し先が2階にあったりすると、自力で荷物を部屋にまで上げないといけないので、かなりめんどくさいです。
大型家具や家電などを送る場合は、値段は高くなりますが引っ越し業者を使った方が安心だと思います。
その他のおすすめ引っ越し方法
実は、もう一つおすすめの引っ越し方法があります。
それがクロネコヤマトの「単身引越しパック」というサービスです。
引っ越しとなるとふつう、トラック一台を丸ごと貸し切るのでお金がかかりますが、この単身引越しパックならトラックを貸し切るわけではないので、その分安く済みます。
ただし、専用ボックスを超える量の荷物を送る場合は、追加費用がかかるようです。▼
専用ボックス一つでおさまる量の荷物であれば、お値段は37,400円でした。▼
宅配便よりは大幅に高くなりますが、荷物がそこそこ多い人はこの「単身引越しパック」というサービスを使ってみてもいいかもしれません。
引っ越し業者と違って価格交渉する必要もないですし、「そこそこ荷物が多いけど、引っ越し業者を選ぶのがめんどくさい…」という人にはおすすめです。
【メリット・デメリットまとめ】
では最後に、引っ越しと宅配便のメリット・デメリットをまとめてみましょう。
価格 | 値段交渉 | 信頼 | 家具・家電の設置 | |
引っ越し業者 | 高い | あり | ◯ | ◯ |
宅配便 | 安い | なし | △ | × |
- 価格については、ダンボール数箱程度の量なら確実に宅配便の方が安い。
ただし、荷物量が多くなったり、大型家具などを送る場合は、むしろ引っ越し業者の方が安くなることも。 - 引っ越し業者は値段交渉が必要になる場合もあるので、時間もかかるしめんどくさい。
宅配便は定価できっちりと価格が決まっているので、値段交渉の必要がなく楽ちん。 - 信頼については、引っ越し業者の方が信頼できる。
宅配便は荷物の扱いが雑になるので、荷物の中身が壊れるリスクも。 - 引っ越し業者は大型家具や大型家電の設置などもやってくれるので、アフターフォローが手厚くて安心。
宅配便はこのアフターフォローがないので、設置などは自分でやらないといけない。
まとめると、こんな感じですね。
間違いなく言えるのは、
──ということです。
もちろん、宅配便は安い分、荷物の中身が壊れるリスクもあるわけですが、きっちり梱包しておけばそのリスクをかなり下げることもできますし、荷物量が少ないのなら宅配便を使うべきです。
引っ越しをされる方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 引っ越しでの失敗談はこちら▼