最近の話題作である「Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)」をプレイしてみた。
実は俺、オープンワールドゲームが大好きで、今まで「スカイリム」・「フォールアウト」・「グランド・セフト・オート」などをプレイしてきた。
日本のゲームはなぜか一本道のRPGゲームが多くて、レールに敷かれた人生を象徴しているようであんま好きじゃなかったので、自分で好きなように生き方をえらべる海外のオープンワールドゲームは最高に好き。
俺の今までプレイしたオープンワールドゲームの最高傑作は「スカイリム」だったけど、
数週間、引きこもってプレイしていたけど、飽きない。ぜんぜん飽きない。
今回は、「スカイリム」と比較しながら、「ゴースト・オブ・ツシマ」が最高なポイントを3つ紹介しよう。
『ゴーストオブツシマ』3つのおもしろポイント
①日本文化へのリスペクト
このゲームは、「Sucker Punch Productions」というアメリカのゲーム会社が制作している。
アメリカが日本を舞台にした映画やゲームを作ると、ありえないヘンテコ日本人やアホみたいな侍が出てくることが多いけど、
「ゴーストオブツシマ」は元寇が舞台ですが、歴史の史実がよく考えられてる。
「他の国の歴史を扱うのだから、慎重に史実を調べて出来る限り正確に描こう」という姿勢が伝わってきてて良い。
特に俺が感心したのが、「黒澤モード」というやつ。
黒澤というのは、もちろん日本一有名な映画監督である黒澤明(くろさわ あきら)のこと。
この「黒澤モード」をえらぶと、画面が白黒になって、カメラワークが映画っぽく変わります。
ちょっとしたおまけ機能にすぎないんだけど、
ゴーストオブツシマが異常なまでに高評価なのは、日本文化へのリスペクトがあるから。
よくあるハラキリ・ゲイシャみたいな、ありきたりな日本文化の劣化コピーとはちがう。
白黒モードでプレイできる「黒澤モード」も、映画監督黒澤明に対する深いリスペクトが感じられるね💡 pic.twitter.com/EF4H5yZmOH
— タロン (@shin_taron) September 1, 2020
たぶん、この白黒のカメラワークは、黒澤明の名作『七人の侍』を参考にしたんだと思う。
日本映画へのリスペクトも感じられるのはすごいなと。
②オープンワールドの世界観を壊さない画面のシンプルさ
オープンワールドはとにかく、リアルで自由な世界観が命。
なのに、スカイリムだと、画面上にランドマークを表示するバーがでっかく表示されるので、これが残念だった。
キャラクターの方向を変えるとこのバーもコロコロ表示が変わるので、正直ジャマ。スマホで画面見てたら追尾してくる広告バーよりもジャマ。
それに対して、ゴーストオブツシマは、ランドマークが表示されない。
目的地を設定すると、風が吹いてその方向を教えてくれるという仕組みになってる。
画面には最小限の表示しかないので、オープンワールドの世界にのめりこみやすいのだ。
③ほどよい難易度の戦闘
ゴーストオブツシマは、戦闘がまあまあムズカシく、奥が深い。
ゲームに慣れているつもりの俺でも、けっこう殺さる。
スカイリムでも戦闘自体はムズカシイんだけど、「ヒット・アンド・アウェイ」の単調な戦闘システムなので、すぐ飽きる。
スカイリムは最高のオープンワールドゲームだけど、唯一、戦闘だけが残念だった。
それに対して、ゴーストオブツシマは、けっこう戦闘システムの奥が深い。
いちばんおもしろいのはカウンター。
敵が攻撃してくる瞬間に、うまくボタンを押すと相手を一撃で葬り去ることができる。
スカイリムにはカウンター攻撃がないので、これが新鮮でおもしろすぎた。
ちなみに、ゴーストオブツシマの戦闘では、クナイや爆竹、弓矢などのアイテムを使えるのだけど、特に「てつはう」の威力がすごい。
「てつはう」とは、元寇の時に、元軍が使った爆弾みたいなやつ。
ゲーム内でてつはうを使うと、轟音をたてて爆発し、敵の集団を吹き飛ばすことができる。
同時に仕事のストレスも吹き飛ぶ。
なんか、歴史の授業で習ったアイテムがゲームに出てくるのは胸熱だったりする。
【まとめ】オープンワールドの最高傑作
オープンワールドをやりこんできた俺に言わせてもらいたい。
オープンワールドゲームは、「戦闘のおもしろさ」・「移動の快適さ」・「やり込み度」が大事になるけど、俺はぜんぶに満点をあげたい。
最近はゲームから離れてたけど、久しぶりにゲームのおもしろさに覚醒させてもらった。
ああ、早く大金稼いで、ゲーム廃人としての余生を過ごしたい……。