こんにちは、タロン(@shin_taron)です。
今回は、僕がよく実践しているブログのコツについてです。
僕はよくブログで、「3」という数字を使います。
こんな感じに。▼
投稿が見つかりません。
本を紹介する時に3冊だけ紹介したり、理由を3つだけあげたりすることが多いです。
なぜ、3つにしぼることが多いと思いますか?
その理由を3つに分けてお話しします。
1.ブログでよく「3」を使う理由
①3つにしぼると、書きやすいし読みやすい
「好きな本をいっぱい紹介したい!」
──こう思うのはすばらしい。
でも、あまり多すぎると、読者も読むのが大変ですし、何より書くのが大変です。
「たくさん書きたい……」
──この衝動をぐっと抑えて、
3つなら書くのもそれほど大変じゃないし、読者も読みやすいです。
「3」というのは、魔法の数字で、人の集中力を持続させる効果があるのです。
突然ですが、TEDを知っていますか?
TEDは、世界的な有名人がよく講演会をやる団体です。
世界一の大富豪、ビル・ゲイツもTEDでスピーチしています。▼
TEDで講演会をやる人は、いわば「話すことのプロ」の人たちです。
TEDでは、よく「私の言いたいことは3つだ」みたいに、これから自分が話すことの要点を明確にナンバリングする人が多いんですよ!
「3つ」に限定すると、聞き手も要点を整理しやすく、集中力が途切れにくいことを彼らは知っているのです。
「5つ」以上だと、ちょっと多すぎる印象ですね。
話したいことを3つにしぼるというこのスピーチ術は、
たとえ、かなりの長文であっても、「今回、僕が書く要点は3つです」と、最初に宣言すれば、読者は要点を整理して読みやすくなります。
ぜひ、ブログに活かしましょう!
②3つにしぼると、反論が明確になる
理由を3つにしぼると、読者から明確な反論をもらえます。
たとえば、
「1つ目の理由には賛成だけど、2つ目の理由には反対だ」
──こんなふうに、反論のポイントが明確になるので、書き手と読み手にとって、あらたな学びの機会になります。
要点をしぼらずに、だらだらと自分の言いたいことを書いてしまうと、ピントがずれた反論が来てしまいがちです。
あらかじめ理由を3つにしぼっておけば、すでに「論点整理」がされている状態なので、読者からすると反論がしやすいんですよねえ。
たとえ、理由を10個くらい思いついたとしても、あえて3つにしぼるのがおすすめです。
③3つにしぼると、流し読みしやすい
これは残酷な事実ですが、
ネット上に横書きで書かれた文章というのは、紙の本とはちがって、サッと流し読みされることがほとんどです。
結論を言ってしまうと、
・紙の本は精読される
・ネット上の文章は流し読みされる
──ということです。
この事実は、学術的にもかなり証明されています。▼
【紙の本が良い理由】
・紙で読む場合=脳が「分析モード」になる。
目に入る情報を一つ一つ集中してチェックできるため、ミスを発見しやすい。・電子画面で読む場合=脳は「パターン認識モード」になる。
脳は細かい部分を無視して読むので、ミスを見落としやすい。https://t.co/lXihfMEw3K— タロン@英米文学 (@shin_taron) October 3, 2020
つまり、
要点をしぼらずに、だらだらと書いてあるネット上の文章なんて、まず100%流し読みされます。
でも、まさか、「自分のブログを読むときは、必ずプリントアウトして読んでくれ!」なんて頼めるわけもない。
では、どうしましょう?
答えはこうです。
流し読みされることは承知の上で、流されても少しでも記憶に残るように、要点を3つにしぼるのです。
このブログの記事の目次は、こんな感じです。▼
目次をぱっと見ただけで、3つの要点と結論がすぐに分かるという読者フレンドリーな構成になっているはず。
いくらネットの文章が流し読みされるとはいえ、目次だけはじっくり読む人が多いです。
理由を3つにしぼった構成なら、流し読みされても、けっこう読者の記憶に残るはず。
いやはや、ほんと「3」という数字は、ミラクルナンバーですね。
2.魔法の数字「3」は、一億総評論家時代の今こそ使いこなすべき
TwitterやブログなどのSNSがさかんな今の時代、誰でも彼でも発信できます。
まさに一億総評論家時代。
声の大洪水と化した現代で、あなたの声を届かせるには、「3」を使った工夫が必要です。
「3」を使えば、流し読みが当たり前のネット上でも、あなたの声は伝わりやすくなるはずです。
魔法の数字「3」は、ブログだけでなく、TwitterでもYouTubeでもインスタグラムでも、発信の場ならどこでも応用できます。
それどころか、実際の会話でも魔法の数字「3」は応用できますよ。
営業職の人が、忙しい顧客を捕まえたい時、「お互いにとって利益になるポイントが3つあるんです!」みたいに声をかければ、話を聞いてもらえそうな気がします。
ネット上でも、リアル世界でもどこでも応用が効く「3」という数字。ぜひあなたも使ってみてください!
魔法の数字「3」のおすすめ書籍
僕がこのブログを書く上で、すごく参考にした本があります。▼
『3色だけでセンスのいい色』という本なのですが、これがすごくいい配色センスを教えてくれるんです。
要は、「色はたくさん使うな。3色だけにしろ」という本なのですが、魔法の数字「3」は配色センスにも活かせるのです!
これ、かなりおすすすすすめなので、ぜひ読んでほしいです。(おすすめしすぎて「す」が多くなった)
この本、すごくいい。『3色だけでセンスのいい色』
ウェブ制作する上で、配色に迷った時にこれ見れば、参考になる。
もしくは、顧客がどんなホームページをつくりたいのかヒアリングするときに、この本を渡すと便利かも💡 pic.twitter.com/eBTvpbFIbM
— タロン@英米文学 (@shin_taron) July 24, 2020
以上! タロン(@shin_taron)でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました!