ブックオフには、実は宅配買取サービスがある。
わざわざ店に大量の本を持っていかなくても、ダンボールに本を詰めて家で待っていれば宅配業者が持って行ってくれるので楽ちん。
でも、先に結論を言うとこうなる。
- 「買取価格が安くてもいいから、とにかく早く大量の本を処分したい」
➡︎ブックオフの宅配買取で売るべき - 「時間と手間がかかってもいいから、高く本を売りたい」
➡︎メルカリやヤフオクで売るべき
ブックオフの宅配買取は想像以上に安いので、正直そんなにおすすめできない。
ブックオフの宅配買取の流れと手順
では、ブックオフの宅配買取を利用するときの手順を解説しよう。
①ダンボール箱に本を詰める
まずは、売りたい本をダンボール箱に詰めていく。
俺の場合、売りたい本は大量にある。
ぜんぶで約200冊ほど。
この量の本をブックオフに持っていくのは厳しいので、宅配買取サービスを利用するしかない。
本をダンボール箱に詰める作業は、かなり力仕事になるので、気合を入れないといけない。
【注意点1】本は平置きで詰める
本をダンボール箱に詰める上での注意点1つ目。
それは、
縦置きにしちゃうと、本に折り目がついてしまうので。
俺もこんな感じで、基本的に平積みで本を入れている。
一部、平置きで入らないスペースにだけ、縦置きで本を詰めてる。
平積みの方が安定するのでこの詰め方がおすすめ。
【注意点2】箱のスペースが余ったら緩衝材を入れておく
箱のスペースが余ったら、一応、緩衝材を入れておこう。
スペースが余っていると、本が崩れた時に傷んでしまうから。
緩衝材がない場合は、新聞紙や紙を丸めて詰めこんでおけばOK。
②梱包完了!
梱包が完了した状態がこちら。
ダンボール4箱分になった。
大きさ的には大したことないけど、本はめちゃくちゃ重いので、やはりこれをブックオフに持っていくのは車を使ってもかなり力仕事になる。
大量に本を売る場合は、やはり宅配買取のほうが便利そう。
③公式サイトから申し込み
本の梱包が完了したら、公式サイトへアクセスして宅配買取を申し込もう。
【ブックオフ】公式宅配買取サービス
公式サイトで入力するのは、基本的な個人情報やメールアドレス、振込先の口座情報など。
唯一、初めての人が迷いがちなのが、この入力欄だと思う。
コース選択があって、
②返送コース
──この2種類からえらぶことができる。
俺はとにかくスピード重視でやってほしかったので、「スピードコース」を選択した。
ただし「スピードコース」の場合だと、本の査定結果がどれだけ安くても拒否権がない。
仮に「100冊売ったのに、査定結果が50円」だったとしても、自動的に承認することになってしまい、本を返却してもらうこともできない。
(ただし、返品の場合の送料はこっち負担になるけど)
ていうか、たとえ「スピードコース」だったとしても査定結果が安かったら返却してもらう自由くらいは欲しいけどね。
ブックオフからすると、「本なんて薄利多売なのでいちいち一人一人との取引に時間なんてかけてられない」というのが本音なのでしょう。
④宅配業者が来るのを待つ
早ければ、次の日にも宅配業者が家にまで来てくれる。
宅配業者が来たら、梱包完了したダンボール箱を渡すだけでOK。
(送料は無料です)
これでこっちがすべきことは全て完了。
査定結果が安すぎる
だいたい2日後くらいに、査定結果がメールで届く。
まあ、予想はしてたけどその予想よりもさらに安かった。
このたびは、お客様の大切なお品物をお送りいただきまして、
誠にありがとうございます。下記、査定の結果についてご案内いたします。
───────────
【明細】
■書籍→79点/1,300円
■コミック→0点/0円
■CD→0点/0円
■DVD→0点/0円
■GAME→0点/0円
■その他→0点/0円
■買取専用ダンボール→0点/0円
■合計→79点/1,300円
■お値段のつかなかった商品→132点
■お送りいただいた箱数→4箱
安すぎニッポン。
約200冊売っても、1,300円にしかならないとは。
しかも、値段がつかない本が132冊もあったことが驚き。
たしか書き込みをしている本はなかったはずだけど、痛みの激しい本は値段がつかなかったんだろうか。
もはや、ブックオフの宅配買取サービスは本を「売る」というより「寄付する」に近い。
査定結果の内訳(1円の本ばかり)
ちなみに、査定結果の詳細な内訳を見ることもできる。
ご興味のある人のために、今回の査定結果のすべての内訳をのせておこう。
それにしても買取価格がたった「1円」の本が多いのは、儲からない本屋業界を象徴してるみたいで悲しい。
ちなみにいちばん買取価格が高かったのが、『野外鳥類学への招待』という自然科学系の本だった。
とはいえ、いちばん買取価格の高い本でも「240円」だったので、これならメルカリで売ったほうが確実にもっと高く売れる。
時間と体力のある人は、ブックオフに直接本を持って行って買い取ってもらったほうがよさそう。
宅配買取は送料無料と言いつつ、実は送料が引かれた上でのこの安い買取価格なのだと思う。
メルカリやヤフオクで売った方が高く売れる
本を売りたいなら、間違いなくメルカリやヤフオクのほうが高く売れる。
ただ、メルカリやヤフオクだといちいち商品ページを作って売らないといけないので、慣れてないと時間がかかる。
ブックオフの宅配買取は、買取価格は安いけど一括で引き取ってくれるので、とにかく早く本を処分したい人には便利と言える。
つまり結論はこうなる。
- 「買取価格が安くてもいいから、とにかく早く大量の本を処分したい」
➡︎ブックオフの宅配買取で売るべき - 「時間と手間がかかってもいいから、高く本を売りたい」
➡︎メルカリやヤフオクで売るべき
俺の場合は、本が大量だったのでブックオフの宅配買取を使ったけど、メルカリで売った方が間違いなく高く売れる。
ブックオフの宅配買取は、ボロボロで値段がつかなそうな本を大量に処分する時に使うべき。
どれだけ状態の悪い本でも、最悪0円で引き取ってくれるから。
売れる本、売れない本を選別するのがめんどくさいなら、手っ取り早くブックオフの宅配買取を使ったほうがよさそう。
ただし、新刊などはメルカリで売った方が確実に高く売れるのは間違いない。