メガネは似合わないし、コンタクトレンズもめんどくさいので、高額なレーシック手術を受けるかどうか検討している。
そこで今回は、視力が悪いことの隠れたメリットをまとめてみる。
「視力が悪い=デメリットしかない」と思ってる人がほとんどだと思うけど、考えようによってはメリットにもなる。
論破だけ見たい人はここから読んでほしい。
近視のメリット
情報量を抑えられる
あまり言われることがないけど、
そもそも現代人は遠くよりも近くを見ることのほうが圧倒的に多い。
だから外出した時、遠くにある看板の文字情報なんて見える必要なんてないし、道行く人の顔が見えるのもムダ。
世間には「繊細さん」と言って、情報量が多すぎると精神にきてしまう人もいる。
近視は自然のモザイクなんだ。
余計な情報をシャットアウトしてくれるから、繊細さんの心にも負担をかけない。
俺もあえて裸眼で外出することがある。
歩いててもイヤホンでラジオとかを聴きながら歩くし、近くのスマホさえ見えればいいから、近視でも特に問題ない。
大阪の道頓堀のあたりをコンタクトレンズをつけて視界良好の状態で歩くと、
- ゴスロリのメイド服を着た女子の呼び込み
- 「ちょっと寄っていき」と連呼する正体不明の呼び込みのばあさん
- 小銭をねだってくるホームレスのおじちゃん
情報量が多すぎて、「鈍感さん」の俺でも疲れてしまう。
情報量の多い都会の中心でも、あえて裸眼で歩けば自然のモザイクをかけて余計な情報をシャットアウトできる。
近視は気の毒に思われがちだけど、このモザイク機能は元々目がいい人にはマネできない。
近視の人だけが持つメリットだ。
誰でも美男美女に見える
目が悪いとよほど近くで見ない限り、その人の容姿はよくわからない。
少し離れて見るとその人の顔にもモザイクがかかるから、誰でも美男美女のように見える。
しかも、
目が悪いと、自分をイケメンだと錯覚できるんだ。
Gが見えない
部屋にGが出た時、目のいい人は見なくてもいいのにGのギザギザの足とか小刻みに揺れる触覚が見えてしまって気持ち悪くなる。
でも視力の悪い人は、Gを見ても自動的にモザイクがかかるからチョコボールにしか見えない。
Gを処分するときもGの細かいディティールは見えないから、それほど嫌悪感がない。
Gに限らず、他の虫もそんなに気持ち悪く見えないのはメリットだ。
近視の人は虫に強い。
近視のデメリット
ここまで近視のメリットを書いてきたけど、まさか真に受けてる人はいないはず。
今まで書いた近視のメリットは、見方を変えればぜんぶデメリットになる。
近視のメリットを一つ一つ論破していこう。
情報量を抑えられる➡︎出会いがなく、災害時に死ぬ
モザイクをかけて情報量をシャットアウトするということは、
遠くに知り合いがいても見つけることができないし、もし逆ナンされた場合も相手の顔が見えないのではろくに話もできない。
(裸眼でその人の顔をよく見ようとすると、目を細めてしまうからものすごく印象が悪くなる)
しかも裸眼だと、災害時にはもれなく死ぬ。
視界にモザイクがかかってる状態では、地震でも台風でも水害でも正しい情報を察知できない。
道路に穴が空いてても気づかずに落ちて死ぬ。
というか、近視は現代だからこそ病気とは言われないけど、原始時代に近視だったら遠くの獲物を追いかけられずに即飢え死にする。
時代を変えれば近視は致命的な病気なんだ。
災害の多い日本で裸眼で暮らすのは命にかかわる。
誰でも美男美女に見える➡︎人の顔を覚えられず、自分の容姿に鈍感になる
「誰でも美男美女に見える」というのもメリットではない。
そもそも人の顔を覚えられなくなるから人間関係が破綻する。
目が悪いと自分の容姿にもモザイクがかかるから、
- 無精ヒゲ・ムダ毛
- 肌荒れ・ゴワゴワの髪
- 服のシワ、汚れ
━━自分の欠点まで見えなくなってしまう。
自分を客観的に見る機会を失ってしまうと、どんどん見た目が悪くなる。
だから自分の容姿はこまめにチェックしないといけない。
多くの女性は毎日化粧をすることで、自分の容姿に徹底的に向き合ってる。
男も見習わないといけないかも。
Gが見えない➡︎部屋が汚くなる
Gが見えないのもメリットとは言えない。
というか、Gは断固排除すべき存在でGに対して「汚く見えないからまあいいか」と寛容になってしまってはダメなんだ。
それに目が悪いと部屋にホコリがたまってても見えないから、掃除をサボりがち。
だから、汚部屋状態で友人を招いてドン引きされることもある。
視力がいいことは自分の美意識を高めるし、部屋もキレイになる。
自然のモザイクなんてかけてる場合じゃないんだ。
【まとめ】近視は病気
近視のメリットを書こうと思ったけど、考えれば考えるほど「近視でいることにメリットはない」という結論になってしまった。
近視はもはや現代病だ。
レーシックをするかどうかは別としても、メガネやコンタクトレンズはできるだけいつも着けてたほうがいい。
裸眼で暮らすのはリスクが高すぎる。